2011年11月25日

とおいほしから 佐藤さとる

とおいほしから 文・佐藤さとる 絵・村上勉 学研おはなしえほん
発行は、昭和47年。後に大日本図書から改装版がでているが、これは違う版。村上さんのデビュー直後であり、絵柄は初期の村上さんそのまま。あとの改装版と比べると違いがよくわかるだろう。

スキャンしたいが、手持ちのフラットヘッド版は64bitに対応していない・・・ まさか裁断してScanSnapから取り込むわけにもいかず。

佐藤さん&村上さんイラストの本は、99%集めたが、難関はコロボックル童話絵本の初期版と学研の付録。学研の付録は、国会図書館にもなく、困った。
posted by 灯台守 at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 児童文学

2011年11月06日

クマのあたりまえ 魚住直子

クマのあたりまえ 魚住直子 ポプラ社
魚住さんらしいと、くくってしまうとその通りだが、やっぱり魚住さんの短編だけに軽くは読みすごせない一冊。本は薄いが、内容は厚く、気安く読もうとすると拒否される感じがヒシヒシと迫るような本である。

べっぴんさん
ショートカット
アメンボリース
朝の花火
そらの青は
光る地平線
クマのあたりまえ
の7編が収録されている。やはり表題の「クマのあたりまえ」は、あたりまえでない話になっている。幼いクマの何気ない疑問が疑問として提示され、それに逃げずに正面から挑んでいる姿はなかなか面白く読めさせてくれる。単なる可愛い話ととるか、深い話ととるか読者の選択は自由。

そんな自由な本である。しかし、自由は重かったと再認識する本でもあるかもしれない。
posted by 灯台守 at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 児童文学

2011年10月31日

そらにかかったつりばり 村上勉

そらにかかったつりばり 村上勉
紙芝居である。NHKカセット、「おはなしでてこい」の紙芝居版であり世界文化社から出版されていたらしい。絵が村上さん、文章は竹本員子さん。「おはなしでてこい」の脚本を何本も書いているようだ。

この紙芝居は24枚。紙芝居だけあって、絵の面にはせりふが無い。絵本と大きく違うところであり、24枚がすべて、村上さんの会心作になっている。B4版なので、即スキャンというわけにはいかず、一度縮小して取り込む必要がありそうだ。

しかし、存在を知ってから4年弱。題名も解らず、よくたどり着けたとわれながら執念にあきれはてる・・・
posted by 灯台守 at 21:41| Comment(0) | 児童文学

2011年10月12日

モンスター・ホテル シリーズ 柏葉幸子

モンスター・ホテル シリーズ 柏葉幸子 高畠純・絵
柏葉さんが画家の高畠さんと組んで、長年手がけていた絵本シリーズ。

モンスター・ホテルでおめでとう  1991
モンスター・ホテルでこんばんは  1991
モンスター・ホテルであいましょう 1992
モンスター・ホテルでなつやすみ  1993
モンスター・ホテルでプレーボール 1993
モンスター・ホテルでクリスマス  1994
モンスター・ホテルでインターネット 2001
モンスター・ホテルでおばけバラ   2002
モンスター・ホテルでおどりましょう 2003
モンスター・ホテルでパーティーだ  2003

全部で上記の通り。足掛け12年。長いなぁ。内容は幼年童話なので、短いけど。
作家と画家の息が合うと良い作品が生まれる好例。
posted by 灯台守 at 21:45| Comment(0) | 児童文学

2011年10月02日

とねりこ屋のコラル 柏葉幸子

魔女モティ とねりこ屋のコラル (講談社 文学の扉) 柏葉 幸子、 佐竹 美保・絵
魔女モティの続編。魔女モティは非常にお気に入り状態で、楽しみなシリーズ。そろそろ3巻目がでないかなと期待しての待ち状態。

紀恵が、再びモティに呼ばれて再会する・・・はずが、モティが行方不明。どうも「とねりこ屋」を探しにいったらしい。とねりこ屋のコラルを見つけた紀恵は、ちょっとびっくり。コラルは竜だったし、「すてお父さん」は、モティの家族になったピエロのお父さん??だった・・・

今回は、モティがほとんど登場せず、その分がっかり度は高い。しかし、内容は読者によっていかようにも取れるだろう。それを難易度が高いとみるか、曖昧と見るかも含めて評価も振れ幅が大きいかもしれない。コラルの正体とか、行動をどう受け止めるかにかかっているが、その描き方は柏葉さんらしい。

このシリーズを読むと「家族」というものを再度考えさせされる。家族を持てといわれ、家族とは何かをいやおうなしに考えさせられるモティや紀恵の今後も気になる。そんなシリーズである。
posted by 灯台守 at 10:37| Comment(0) | 児童文学