2019年02月24日

竜魔大戦 「時の車輪」シリーズ第4部 ロバート・ジョーダン

竜魔大戦 「時の車輪」シリーズ第4部 ロバート・ジョーダン

第四部突入。カランドアの剣を入手したアル=ソアは、次の手を考えるが、不落の砦と考えられていたティア城が急襲される。
闇の軍団に攻められたアル=ソアは、ランフィアの導きで神剣を取り、撃退するが・・・
ティアの攻防の後、アル=ソアは、予言の通りアイール人の聖地へ向かう。ナイニーヴとエレイン王女は黒アジャ探索のためタンチコへと向かい、ペリンは、故郷のエモンズ・フィールドに向かう。絶対力を使い、門石から転移したアル=ソア一行は、アイール人の聖地ルイディーンに到着する。一方、ペリンとファイール、そしてアイール戦士の一行は“秘密の通路”をなんとか通り抜け、無事トゥー・リバーズに到着した。異能者のヴェリン、アル=ソアの父タムらの協力をえて、ペリンはルーハン親方を奪回すべく立ち上がる。タンチコに到着したナイニーヴとエレインは、黒アジャ探索に着手した。トム・メリリンとジューリン・サンダーだけでなく、ドモン船長も探索に協力することになった。だが、黒アジャの行方を示す手掛かりは見つからない。やがて、エグウェーンに会うために夢の世界へと入ったナイニーヴは、そこで謎の男に襲われる。アル=ソアたちが三手に分かれる中、アミルリン位シウアン・サンチェが、赤アジャのエライダらによって玉座を剥奪され、「白い塔」はシウアン派とエライダ派に分裂、激しい戦闘が繰り広ろげられていた。ミンに導かれ、シウアンは「白い塔」から脱出した。

トロロークの軍団からトゥー・リバーズを守り切った、ペリン。一方タンチコでは、ナイニーヴ一行は“総統の宮殿”へ忍びこむことに成功したが、そこで待ち受けていたのは、怖るべき闇セダーイ、モゲディーンだった。そしてアル=ソアは、遙か異郷の地で、アイール人の首長と対面してした。

トロロークの軍団からトゥー・リバーズを守り切った、ペリン。一方タンチコでは、ナイニーヴ一行は“総統の宮殿”へ忍びこむことに成功したが、そこで待ち受けていたのは、怖るべき闇セダーイ、モゲディーンだった。そしてアル=ソアは、遙か異郷の地で、アイール人の首長と対面してした。

最後でいつも通り「大乱闘」かと思いきや、意外な終結を迎えた。そうかアル=ソアが「闇」と戦うための能力が自然に得る訳がないので「上手い!」と思った。「闇勢力間」でも、当然派閥争いがあること、ランフィアの位置付けが非常に上手いと思った。

でも、男女の扱いがウザい・・
posted by 灯台守 at 08:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー

2018年10月20日

ドラゴンズ・ワイルド ロバート・アスプリン

ドラゴンズ・ワイルド ロバート・アスプリン (ハヤカワ文庫FT)

最初は気が付かなかったが、作者は「マジカルランド」シリーズで有名なロバート・アスプリン。惜しくも遺作となった一冊。

ニューオリンズを舞台に繰り広げられる明るいファンタジー。ドラゴン的な要素はちりばめられているが、本人の苦悩とか成長とは横に置いて、ストーリーを楽しむお話だろう。どっちかというと、アメリカンなファンタジーの王道といったところ。キャラクター的には妹のヴァレリーが良い。最後は続きがありそうなフリで終わる。なかなか面白いシリーズになっただろうに。残念ながら亡くなった。本人も無念だろうね。
posted by 灯台守 at 06:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー

2018年10月14日

アトリックス・ウルフの呪文書 パトリシア・A・マキリップ

アトリックス・ウルフの呪文書 (創元推理文庫) パトリシア・A・マキリップ (著)

マキリップの未読本、一掃シリーズ。
マキリップ好きなので、結構確保しているが、なかなか読めず。
一気に読みたいが、さて。

とある戦いに魔術師が介入したが、思わぬ結果で翻弄されるというお話。読者には結果が、ほぼ見えていてどうやってそこにたどり着くかの物語になっている。マキリップの作品によく登場する「森の女王」が本作品にも登場するが、その描写は表現できないほど素晴らしい。魔法や魔法使い達の描写はもちろん、騒然とした台所の情景がなんとも言えない。ラストの意外性は無いが物語の美しさを堪能する本といえる。
posted by 灯台守 at 07:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー

2018年10月08日

とりつくしま  東直子

とりつくしま  東直子 (ちくま文庫)

とりつくしま係とは死後、この世に未練を残した方に、「なにかのモノに魂を宿らせる」という事をサポートしてくる役割。この本は、そのとりつくしま係に、サポートされ、死後に現世にモノとして帰ってきて残された人々を見て語る、短くて切なくて哀しくて、でも暖かなお話の連作。

ロージン
トリケラトプス
青いの
白檀
名前
ささやき
日記
マッサージ
くちびる
レンズ
番外篇 びわの樹の下の娘

読書会仲間から教えてもらった本。有難い。東直子さんは短歌の名手であるが、このような話も書かれているとはビックリ。才媛である。とりつくしま係とは死後、この世に未練を残した方に、「なにかのモノに魂を宿らせる」という事をサポートしてくる役割だそうで。そもそも、この発想が素晴らしい。そして憑りつくモノも、さまざまなら、動機もさまざま。そして、その想いも、なかなかである。短い中に凝縮した感情の奔流のようなものが感じられ、得難い一冊となった。
posted by 灯台守 at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー

2018年10月04日

魔術師ペンリック ロイス・マクマスター・ビジョルド

魔術師ペンリック (創元推理文庫)ロイス・マクマスター・ビジョルド (著), 鍛治 靖子 (翻訳)

五神教シリーズの最新刊。三本の中編。
・ペンリックと魔
・ペンリックと巫師
・ペンリックと狐

いつのまにかヒューゴー賞も受賞していたとは。今回の主人公は、ペンリックという名の若者。結構イケメンっぽい。いきなり取りついた「魔」との行動がお茶目で面白い。「チャリオンの影」とかの長編とは雰囲気が違って、別の世界を見せてくれる。ペンリックと「魔」のデズデモーナの掛け合いは、まるで夫婦漫才のようで引き込まれる。絶妙の3編。残りの未訳も邦訳されそうなので、期待して待とう。
posted by 灯台守 at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー