2014年05月28日

切開 上田秀人

切開 〜表御番医診療禄1〜 上田秀人 角川文庫
歯科医である上田さんが描く江戸幕府内の医者がかかわるお話。

五代将軍綱吉の時代、表御番医として勤める矢切良衛。おりしも、大老・堀田筑前守が若年寄・稲葉石見守に切り付けられた。切りつけた稲葉石見守はその場で切られ死亡する。一方の堀田筑前守も死亡する。
その状況に不審感を抱く矢切。そんな矢切が真相を探るうち、堀田家を訪問した後、何者かに襲われる・・・

江戸幕府における謎のひとつ、堀田筑前守の刃傷事件をきっかけにして医療と武家の姿を描く。
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2014年04月18日

雷獣びりびり 高橋由太

「大江戸あやかし犯課帳」雷獣びりびり 高橋由太
まったく前情報無しに購入した105円本。なかなか。

家康公が江戸を開いて200年、街中に出てきて悪さをする妖怪を取り締まる「妖怪改方」があった。おりしも妖怪を率いて江戸を騒がせる善鬼という盗賊集団がいた。「妖怪改方」は前の長官が退任後、妖怪を捕らえる技量も廃れ、危機を迎えていた。そんな中、不在だった妖怪改方の長官が赴任するという・・・

「妖怪改方」に勤める若手同心の刀弥、形ばかりの許婚の統子と雷獣クロスケが活躍する「ほんわか妖怪江戸捕り物帳」のはじまりはじまり。
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2014年01月22日

鼠、江戸を疾る 赤川次郎

鼠、江戸を疾る 赤川次郎 角川文庫
赤川次郎の時代物は珍しい。というか、他にはないかもしれない。

次郎吉は、昼は遊び人「甘酒屋」、夜は鼠小僧として闇を走る。そんな次郎吉の妹で小太刀の使い手、小袖とともに江戸の悪を切る。

やっぱり時代物でも赤川節は健在である。すらすら読みやすく、あっという間に一巻読了。今回は電子書籍で買ったので、iPad miniでの読書。通勤電車の往復で読み終えてしまったのはご愛嬌かも。

決定的な悪は登場しない赤川ワールドが江戸の町に花咲く。これもまた魅力的である。
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2013年08月03日

決戦 -奥右筆秘帳- 上田秀人

決戦 -奥右筆秘帳- 上田秀人 講談社文庫
本巻が最終巻。12巻は長かったような。最後を締める話になったか?

いよいよ家斉と父との直接対決が開始される。冥府防人と柊衛悟の決着は?

歴史上の事実は変えられないという枠の中、最後の落とし方は難しい。突然登場して重要な役を果たす本田駿河守に違和感を感じるが、最後の最後で多少納得。衛悟と瑞記の子、つまり併右衛門の孫はどうなったか、想像の余地を残して幕を下ろすのは、まあ、良しとしよう・・・。
posted by 灯台守 at 15:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 時代物

2013年08月01日

天下 -奥右筆秘帳- 上田秀人

天下 -奥右筆秘帳- 上田秀人 講談社文庫
いよいよ11巻。伊賀も破れ、甲賀も散り、その座を狙うは島津。御台所の茂姫を担ぎ、その子を将軍にするべく動く島津は最終兵器「捨てかまり」を投入する。その攻めを将軍・家斉はかわす事ができるのか?

そして柊衛悟は、奥祐筆はどう動くのか?
posted by 灯台守 at 20:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 時代物