2014年06月17日

妻はくの一 9〜10 風野真知雄

妻はくの一 9〜10 風野真知雄 角川文庫
ついに完結編。
静山は、開国をすすめるために幽霊船による仕掛けを考える。その船を託される彦馬。織江を追う者たちはついに将軍を抱き込み、お抱えの武人・四天王を差し向けるが・・・

大団円というべきエンディングなんだろうが、なかなかこの結論はユニーク。時代背景を考えると無理無理感はあるものの、他には無いという感じもする。

ちなみに、本編の続編も3巻、スピンアウトの外伝が書かれているらしい。機会があれば手に取ろう。
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2014年06月13日

妻はくの一 2〜8 風野真知雄

妻はくの一 2〜8 風野真知雄 角川文庫
織江は彦馬をかげながら見守りつつ、静山の屋敷に潜入する・・・。お庭番の上司、川村からは「嫁になれ」と言われてしまう。

母の助言もあり、抜け忍となる織江と雅江。襲い来るお庭番たち。なんとか襲撃をかわした織江を狙うのは、お庭番の凄腕の3人だった。織江のすさまじい忍者同士の戦いの中、彦馬の穏やかな謎解き話を絶妙のバランス感覚で挟みつつ、物語は進んでいく。
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2014年06月10日

妻はくの一 風野真知雄

妻はくの一 風野真知雄
NHKでもドラマ化されている作品。風野さんの本は初。
雙星彦馬は平戸藩負御船手組・書物天文係。上司の家老からいきなり嫁を取れと押し付けられた。織江という彼女にほれ込んだ彦馬だったが、一ヵ月後 織江はいなくなってしまう。その上彼女を紹介した上司の家老は失態があり切腹してしまう。織江の行方を心配する彦馬は隠居届けを出して、江戸へ探しに向かう。実は織江は平戸藩を探っていたお庭番・忍だった・・・。

全10巻の長編。ただ探すだけだと10巻続けるのは大変・・・と思って読んで見たら、いろいろと横道にそれる。江戸の知り合いに同心はいるし、平戸藩の隠居は、「甲子夜話」を書いた松浦静山だし、面白い。

巻数はあるが、読みやすくさくさく進む。
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2014年06月08日

解毒 上田秀人

解毒 〜表御番医診療禄2〜 上田秀人 角川文庫
綱吉の毒見役が腹痛で下城した後、死亡した。綱吉は毒を盛られたのか。盛られたとしたら誰が何時。医師としての調査を明示された矢切は・・・

シリーズ3作目。まだ着地点が見えない。相変わらず、夫婦仲は悪くも良くもなし。かの未亡人は健在なので、ひと波乱あるのか判らない・・・。

他のシリーズの方が魅力的か?
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2014年05月29日

縫合 上田秀人

縫合 〜表御番医診療禄2〜 上田秀人 角川文庫
「切開」に続くお話。堀田筑前守が刃傷にて殺された件を探る矢切。その周辺でうごめき彼を亡き者としようと暗躍する者たち。綱吉の考えと、それを支える者たちはいかに。

祐筆シリーズや勘定目付シリーズとはっきり違うのは、女性とのかかわり方である。矢切の場合、お世辞にも奥方とはドライである。まあ、押し付けられた・・・という方が的確な関係ではある。今後のお話がどうなるか、剣の冴えで切り抜けた矢切であるが、次巻は医によるのか。

さて、じっくり拝見と行こう。
posted by 灯台守 at 18:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 時代物