2013年09月04日

さざめく黄金の波 波津彬子

さざめく黄金の波 波津彬子 新書館
波津彬子のデビュー作品集とでも言おうか。今は無きグレープフルーツから出てきた異才の人の画集風コミックス。

ハードボイルドと和風が渾然一体となり、コミカルなうさぎとキツネが憑いたヤクザな青年と少年が繰り広げるコメディ。コメディだが絵は秀逸。しかも登場人物はなんらかの生き物に憑かれている。中には龍に憑かれている老人も出てくるというお茶目な展開もある。

画力とコメディなストーリーが支持されたようで、その後も地道に活躍している。出会ったのは大学時代だが、未だに健在なのはかなりうれしい。
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2013年04月30日

イティハーサ 水樹和佳子

「イティハーサ」のハヤカワ文庫版を全7冊、各105円で入手。或る意味、お買い得。だって星雲賞受賞作だし。 水樹和佳子の代表作だし。

最近の活動は、とんと聞かない。HPもここ10年くらいは更新なしか・・・

活躍の舞台で、イティハーサの連載をしていた「ぶ〜け」も今は無い。時代は移り行く。でも良い作家さんだと思うけどなぁ。
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2013年04月28日

BLEACH 久保帯人

BLEACH 久保帯人 集英社(少年ジャンプ連載中)

ひょんなことから死神である朽木ルキアのために死神代行となった黒崎一護。彼が死神として虚といわれる魂の昇華を行うお話。

まずは最初の10巻程度を読破。なぜか幽☆遊☆白書を思い出した。

ジャンプの連載の構成で「最初は単発の事件解決→敵集団とのバトル突入」という黄金コンビネーションになった作品だが、キャラクターの立て方が良いのでファンが付いているのだろう。伏線も上手い感じがする。

現在60巻近くコミックスも出ているので、楽しめそう。(でも、購入はしないと思う)
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2013年03月02日

おともだち 高野文子

おともだち 高野文子 綺譚社
1983年に綺譚社から出た。今は筑摩書房から出ていることを再確認。でも箱(かカバーか?)の色は変わっている。今も入手可であることを確認して安心する。まだまだマンガ読者は真の意味で生きている。

絶対安全剃刀で驚かしてくれた後に、これが来た。今から30年前である。中編/短編集だが、やはり特筆するべきは「春ノ波止場デウマレタ鳥ハ」だろう。戦争前夜の空気感や女学校のある種の疎外感、思春期の残酷性や自己憐憫、そしてこの時期にしか無い友情といったものを高い質で描き切っている作品といえる。

当時の高野文子の傑作というより、80年代前半に輝くマンガの一つだろう。

でも、今回取り上げたのは105円で買ったから。保存用はもちろんあるので、裁断して自炊。もったいないというか、どうか・・・微妙。
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2013年02月19日

BEAST TALES 再び 坂田靖子

「BEAST TALES」は 坂田靖子さんのマンガ。彼女のマンガでは最も好きな本の一つ。(英語的言い回し)

先日の鬼ヶ島通信のパーティにて画家の垂石真子さんと話していたら、坂田靖子さんの話になった。彼女も本書が好きらしい。

この本のどのお話が好きかで、その人の嗜好がわかるというのが持論。末吉暁子さんは、「オーガーのお妃」の話。私は「かえるの王子」の話。たぶん最もたくさん買ったマンガだと思う。(何冊買ったか不明・・・) 
posted by 灯台守 at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ