2017年08月27日

月刊キャッツ 8月 8/26 1F M4

月刊キャッツ 7月 7/16 1F M4
月刊キャッツ、15回め。今回は、一階M列4番。安くて猫のサービスが満点な左サイド席。
もうたまりません。今回は、久方ぶりと初の登場の猫さんが多い。

松本グリザベラは初。木村さんとは、印象がちがうけど江畑さんほどの違いはないです。
聞き比べると、なかなかよい感じ。シラバブは黒柳さんが帰ってきました。やっぱり可愛い。タガーの時の一人遊びも面白い。ミストの解凍はしっぽを引っ張るパターン多し。

ヴィクトリアの引木愛さん、顔小さい!!タントの村上さんは華麗ですなぁ!!

2017年8月26日(夜)公演  大阪四季劇場
グリザベラ 松本菜緒
ジェリーロラム=グリドルボーン 奥平光紀
ジェニエニドッツ 安宅小百合
ランペルティーザ 山中由貴
ディミータ 円野つくし
ボンバルリーナ 渡辺智佳
シラバブ 黒柳安奈
タントミール 村上今日子
ジェミマ 松山育恵
ヴィクトリア 引木 愛
カッサンドラ 片岡英子
オールドデュトロノミー 山田充人
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ 正木棟馬
マンカストラップ 加藤 迪
ラム・タム・タガー 田邊真也
ミストフェリーズ 松出直也
マンゴジェリー 新庄真一
スキンブルシャンクス カイサータティク
コリコパット 押田 柊
ランパスキャット 荒木啓佑
カーバケッティ 繻エ 駿
ギルバート 肥田晃哉
マキャヴィティ 文永 傑
タンブルブルータス 塚下兼吾
posted by 灯台守 at 07:38| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年07月23日

鏡の孤城 辻村深月

鏡の孤城 辻村深月 ポプラ社

学校に行けなくなった、安西こころ。あるとき彼女は鏡の中から呼ばれ、同じ中学生とともに「鏡の城」の「願いの部屋」の「願いのカギ」を探すことになる。集められた7人は、なぜ集められたのか、願いのカギとは、そして「オオカミさま」とは・・・ 様々な感情、想いが交錯し、一年の月日が流れる・・・
果たして彼・彼女たちはどうなるのだろうか。

たぶん特異な形のファンタジー作品。しっかりと現代世界に結び付けられていながら、向こう側の孤城との話も尽きない。ファンタジーでありながら、派手な魔法もバトルもない。しかし、物語が進行するにつれて7人の背景や事実が表れてくるに従って謎は謎を呼ぶ。ミステリー的な話をベースにしつつ、人間関係をさりげなく描きながら、大団円に持っていく描き方は辻村さんの真骨頂だろう。

やっぱり最後の数ページで、辻村節が満開となる。やっぱり上手いの一言につきます。
posted by 灯台守 at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年07月02日

図書館の魔女 烏の伝言

図書館の魔女 烏の伝言 高田大介 講談社

昨年のベスト3冊のうちの1冊(というか、4冊がセット)の続編。
オリジナル本編は、下記にて記載。
http://l-h-keeper.sblo.jp/article/179434482.html

道案内の剛力たちに導かれ、山の尾根を行く逃避行の果てに、目指す港町に辿り着いたニザマ高級官僚の姫君と近衛兵の一行。しかし、休息の地と頼ったそこは、陰謀渦巻き、売国奴の跋扈する裏切り者の街と化していた。姫は廓に囚われ、兵士たちの半数以上が得体の知れない暗殺者に命を落とす……。

まったく前作と繋がらない登場人物だが、中盤すぎるまで前作とのつながりがわからない。さらに、そこまでに登場する数々の謎が、これまた多い。ところが中盤以降、その謎が絡み合い解けて行く。その描写が素晴らしい。伏線の張り方と回収が見事である。登場人物の設定やエピソードも含めての見事な収束を堪能できる。

いやぁ、見事です。続編PART2も年内発行がアナウンスされ、期待が大きい。
posted by 灯台守 at 20:02| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年06月22日

本おやさんと書肆アラビクさんのトーク会

2017年6月21日(水) 堂島の「本は人生のおやつです」さんにて、書肆アラビクさんとのトーク会がありました。アラビクさんは10年、本おやさんは7年という本関係のお店を続けて来てのトークは話題満載で、めちゃくちゃ面白かったし、参考になりました。「コンセプトに縛られない」というアラビクさんのお話は、頷ける要素がたすうありましたねぇ。

改めて聞く、本おやさんの経歴も、壮絶でした。人生いろいろです。

本おやさんはこちら
https://www.facebook.com/honhajinseinooyatsudesu/

アラビクさんはこちら
https://www.facebook.com/%E7%8F%88%E7%90%B2%E8%88%8E-%E6%9B%B8%E8%82%86%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%93%E3%82%AF-150172425005787/?fref=ts
posted by 灯台守 at 05:48| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年06月02日

私の名は赤 オルハン・パムク

私の名は赤 オルハン・パムク ハヤカワepi文庫(上・下)
知る人ぞ知るトルコのノーベル文学賞作家、オルハン・パムクの名作。東西の融合と衝突をテーマに創作活動を行う事も多い方のようですが、本作もその中核にはその想いはあるものの、殺人から始まるミステリーを軸に十二年ぶりに再開した男女の情を横軸にエンターテイメントな味付けもある長編小説である。

叔父からイスタンブールに呼び戻されたカラは、十二年ぶりに従姉妹のシェキュレと再会する。彼女は二人の男の子の母親ではあったが、夫は出征したまま帰ってこず四年以上が過ぎている。叔父は皇帝から極秘に一冊の本を仕上げるように依頼されていて、そのためにカラは呼び戻されたらしい。しかし、その挿絵を描く細密画師が一人、何者かに殺されていた・・

一章単位に語り手が目まぐるしく変わっていき、人物だけでなく死体や殺人犯、金貨、犬までも語り手になる。もっとも印象的なのは題名にもなっている「私の名は赤」だろう。まさに赤のインク・画材が語るのである。西洋の写実、遠近法とイスラムの世界の伝統、偶像崇拝を禁ずる宗教観が交錯し、不思議な世界を感じさせてくれる。

語り手が目まぐるしく変わるので、私にとっては読みにくい本だった。読了まで、一週間以上時間がかかった本はいつ以来だろうか。久方ぶりに本に振り回された感じがするが、悪い気はしない。

新訳とあるが、旧訳は評判が悪いようだ。なかなかイスラムの細密画の薀蓄が興味深く、傍らに専門書と図録をおいて読みたいもの。何度か読み直すと新たな発見がかならずありそうな、そんな本である。
posted by 灯台守 at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) |