2012年04月12日

エンダーのゲーム O.S.カード

エンダーのゲーム オースン・スコット・カード 早川SF文庫
米国でSFとSFファンタジーの賞と言ったら、ヒューゴー賞とネビュラ賞である。かのグウィンはヒューゴー賞を三度くらい貰っているハズ。(記憶で書いているので、間違ったらスイマセン)
その賞を一冊の本でもらうと、ダブル・クラウンというらしい。この本もそう。ちなみに、この本の続編で翌年出版された、「死者の代弁者」でも、このダブル・クラウンに輝いているそうです。長いSF界でも、この栄誉ある賞をダブル・クラウン連続して受賞したのは彼一人とか。

バガーと呼ばれる異星人に侵略されたが、2度の襲来に対して2度ともかろうじて退けた人類。3度目を阻止するべく、子供たちの監視を始めた。そして、優秀だった2人の兄妹をもつ三人目、エンダーが選択された。無重力のバトル・スクールでエンダーは、何を学ぶのか?そして、地上に残った兄妹は?

物語の前半はエンダーのバトル・スクールでの話し。そして、一転して兄妹の話が登場する。絡むように進展するかと思いきや、話は、違った展開になる・・・
物語は面白く、ストーリー展開もハラハラ・どきどきさせてくれる。かといって、スペース・オペラでは無く、深く重くかといって悲惨ではないが、決して爽快というものでもない。一種宗教的な諦観さえ感じさせるエンディングが秀逸だった。

さすが、ダブル・クラウンにふさわしい名作。現在品切れであることが悔やまれるが、映画化進行中とのこと。再販を切に祈る。
posted by 灯台守 at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | SF
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