2012年03月18日

狼ばば様の話 柏葉幸子

狼ばば様の話 柏葉幸子 講談社 画は、安藤貴代子さん。

短い話ではあるが、柏葉さんの独特な味わいのあるファンタジーが展開されるつた子おばあさんと、瞳子の話シリーズの最新作。
過去二作のレビューは下記URLにて。
花守の話。 http://l-h-keeper.sblo.jp/article/48120362.html
狛犬「あ」の話。http://l-h-keeper.sblo.jp/article/48146441.html

今回は、真冬の温泉が舞台。おばあさんと一緒に来ている瞳子は、宿で不思議な民話を聞く。その夜、突然「スガ平」に出て行ったおばあさんに残されてしまった彼女は、廊下で不思議な女の子に会う。そして、いきなり吹雪に襲われた廊下で見たのは、狼だった・・・

柏葉さんにかかると、民話もアドベンチャーになる。スキーの出来ない瞳子は、そのおかげで温泉の危機を救うことになるが、その背景にあるものも含めて、柏葉さんは語ってくれる。昔語りでも、未来の話でもない今のファンタジーを届けてくれることに感謝したい。
posted by 灯台守 at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 児童文学
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