2007年11月13日

ストラヴァガンザ―花の都

ストラヴァガンザ―花の都 メアリ・ホフマン 小学館

ストラヴァガンザシリーズ最終巻。三部作が丸く収まる予定調和の世界・・・と
いえば、そうかもしれない。私は結構、ドキドキしたけど、受け取り方次第かも。

作者のイタリア、それもルネッサンス期のイタリアへの愛があふれるシリーズだと
よくわかる。本当に調べ上げて書き上げているから、情景が浮かび上がってくる。
中世イタリア貴族の生活や、抗争などうまいものだ。

惜しむらくは、ストラヴァガンザとその周辺の規則が、いま一つはっきりしないので
ご都合主義的に語られている所。よく読むとしっかり書き込んでいるにはいるけど
「これはNG、これはOK」という当たりがはっきりしない。

全体には、面白く深い所もあるだけに残念でならない。ファンタジーの根幹に
関わることだから、この辺で引っかかる人はだめかも。
逆に、私のようにいい加減な?性格だと十分楽しめる。

あなたはどっち派?
posted by 灯台守 at 22:02| Comment(0) | ファンタジー
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]