2019年01月25日

熱帯 森見登美彦 

熱帯 森見登美彦  文藝春秋

今年の本屋大賞候補作、1作目。この本は候補作発表前に読了していた。

やっぱり森見節、全開。
没入できる語り口と謎の提示が好き。物語はこうでなくてはダメだという見本を提示してくれた。魅力的な話中話と、視点の移ろいが読者の想いを揺さぶってくれる。

作家の森見登美彦は、スランプの中、不思議な古書店で「熱帯」という本を買う。夢中になって読む彼だが、読みかけの本は枕元から消えていた。その本の話を知り合いに話すと、「沈黙読書会」なる会に誘われ、「熱帯」を知る人に遭遇する。その人も全部は読み切れずにいた・・・

謎の作家・佐山尚一、千夜一夜物語、不思議な古書屋台・「暴夜書房」、飴色のカードボックス、謎の集団「学団」・・・あなたはこの本、読了できるか。

本好きにはたまらない、一冊。
posted by 灯台守 at 08:29| Comment(0) | TrackBack(0) |
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