2018年05月29日

図書館島 ソフィア・サマター

図書館島 ソフィア・サマター 東京創元社

原題は「A Stranger in Olondria」オロンドリアの異邦人となるのだろうか。
主人公・ジェヴィックは、香辛料の島で生まれ、香辛料を商う裕福な父と第二夫人である母とくらす。ある時、父親は「幽霊の国=オロンドリア帝国」から一人の家庭教師を連れ帰る。その家庭教師から彼は言葉と文字と本を学ぶ。父亡き後、一家を背負う彼は、帝国への旅に出る。長い、不思議な、言葉と宗教と友情と政略の旅へと向かう・・・

図書館島という邦題の通り、本と言葉の物語ともいえる。語り口が独特の雰囲気を作り出し、ファンタジーには欠かすことの出来ない世界観が見事に構築されている。タニス・リーやジョナサン・キャロルのダーク・ファンタジーとは違う世界が楽しめる一冊。
posted by 灯台守 at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー
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