2018年04月01日

たゆたえども沈まず 原田マハ

たゆたえども沈まず 原田マハ 幻冬舎
今年度の本屋大賞 候補作 10作目

1886年、栄華を極めたパリの美術界に、流暢なフランス語で浮世絵を売りさばく一人の日本人がいた。彼の名は、林忠正。その頃、売れない画家のフィンセント・ファン・ゴッホは、放浪の末、パリにいる画商の弟・テオの家に転がり込んでいた。兄の才能を信じ献身的に支え続けるテオ。そんな二人の前に忠正が現れ、大きく運命が動き出すーー

といううたい文句の本。原田マサさんの絵画シリーズの三作目といえる。期待大で読み始めたが、なんかしっくりこなかった。そのまま最後までズルズルと続き終了。私自身がゴッホの絵があまり好きではないことが大きいのか、結末を知っているからなのか、(多分、双方の影響が・・・)

さすがに原田さんの筆の力は素晴らしく、読者を19世紀末のパリに連れて行ってくれる。ただ、読後感の寂しさはなんだろう。

さて、これにて10冊を読了。なかなか、大賞候補が難しい・・・
posted by 灯台守 at 09:57| Comment(0) | TrackBack(0) |
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