2018年02月25日

崩れる脳を抱きしめて 知念 実希人

崩れる脳を抱きしめて 知念 実希人 実業之日本社
本屋大賞候補作8作目。知念さんの本は初。

広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性・ユカリと出会う。
外の世界に怯えるユカリと、過去に苛まれる碓氷。心に傷をもつふたりは次第に心を
通わせていく。実習を終え広島に帰った碓氷に、ユカリの死の知らせが届く――。
いたたまれず、病院に駆け付けた碓井は・・・

ユカリに付きまとう影、奇妙な遺言、不可思議な状況の裏にある事実とは。

甘い恋愛描写があって、気恥ずかしくなるが、そこが大きなトリックかもしれない。うかうかしていると知念さんのトリックにはまってしまう。最後の数十ページを読んでいると、「してやったり」の作者の顔が浮かぶようだ。

エンターテイメントは、こうあるべきという見本の一冊。
posted by 灯台守 at 12:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ
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