2017年02月12日

獣の奏者 外伝 上橋菜穂子

獣の奏者 外伝 上橋菜穂子 講談社

気がついたら、初読のときには記載しなかったみたい。
獣の奏者 外伝です。内容は下記の3作。

刹那
秘め事
はじめての・・・

「刹那」は、エリンの出産を描きつつ、イアルが語る結婚に至る馴れ初め。
「秘め事」はエサル師、若かりし頃の逸話。
「はじめての・・・」は、エリンとイアルとジェシのほのぼのした話。

本編を読んだ人には説明の必要がない上、「ああ、そうか」と納得できるエピソードが連なっていく。エサル師が、イアルが、どうしてああいう行動を取ったか理解できる。決して心地よい話ではないが、辛くピンと張った緊張感の中に人としての気持ちの交流が解る話である。

なお、「秘め事」のエピソードを読むとそこに「鹿の王」を感じるのは私だけではないだろう。「秘め事」に描かれるエサル師に「鹿の王」のホッサルの助手ミラルを見た感じがする。

再読して、改めて思った次第。
posted by 灯台守 at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) |
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