2016年10月21日

七人の侍

ご存知、「七人の侍」を「午前十時の映画祭」で見た。映画館で見るのは初めて。改めて、その迫力の映像に驚愕した。

炎上する民家と慄き泣き叫ぶ人々。怒涛で攻め入る騎馬の群れ。迎え撃つ竹やりの百姓たち。全編208分の長丁場だが、まったく時間を感じさせない攻めの映像が続く。しかも後半90分は、ほぼ攻防戦に費やされる。生きることと戦いの瞬間が切り取られ眼前に展開する。

スタンダードサイズとはいえ、過去のフィルムは再生されデジタル処理されて鮮明になった。まあ、音声は明瞭とは言いがたいし、方言が聞き取れないところもあった。しかし、スクリーンから伝わってくるものは、いささかの衰えもない。リアルな生き様が「これでもか」と押し寄せる。

綺麗でスマートな映画とは正反対の映画がここにある。この機会に映画館で見ることが出来て本当に良かったと思える映画だった。間違いなく日本映画の至宝だろう。
posted by 灯台守 at 10:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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