2016年01月31日

火花 又吉直樹

火花 又吉直樹 文藝春秋
若手漫才師の徳永と先輩格に当たる神谷との交流を描く作品。
まあ、よくも悪くも芥川賞作品。108円コーナーに並んだら買おうと思っていたが、本屋大賞の候補作になったので、やむなく購入。「読みたい!」という声が家族内外に多いので、さっさと読了。

某カゲロウよりも数倍良かったのは確か。でも普通かなぁ。そんなに感動するというものでもなく、かと言ってくだらないことも無い。芸人が主人公のため、かなり又吉とカブル部分が多く、どうしても「ピース」のイメージが出てきてしまい火花の世界に浸るまでが大変だった。

この作品を「二人の関係性と突き詰める理想との葛藤」と捉えるか「ある種の芸人論」と捉えるか微妙な所でしょう。芸人の芸を描くなら先達の名作が多々有るためどうしても比較してしまう。もう一度、藤本義一の「鬼の詩」を読みたくなった。
posted by 灯台守 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) |
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