2015年05月07日

いくたのこえよみ 堀田けい

いくたのこえよみ 堀田けい 理論社

児童文学同人誌「ももたろう」から生まれたちょっと不思議なお話。

ある日、塾をサボって古ぼけた百貨店の屋上にいたオガタは、目立たない転校生のいくたに会う。彼女は「オガタならいいか」と言って秘密を打ち明けてくれた。なんと彼女は人の心が読めるのだ。「それは、カッコいい!!」と「こえよみ」の弟子入りをするが・・・

テレパシーもののSFには名作が多々あるし、パターンも出尽くした感がある。読み始めは、どこかの類例に入るかと思っていたが、今まで無いパターンに発展した。なかなかよく考えられた集約であるし小学生高学年の同感も得ることが出来るとおもう。描写も丁寧だし、絵が見える。SF的には気になる部分もあるにはあるが、キャラクタは立っていて気持よく読める。主人公の気持ち良い成長が好感を持てるのは非常に良いと感じた。

続編が読みたい気分にさせてくれる一作。
posted by 灯台守 at 06:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 児童文学
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