2015年04月15日

やし酒飲み エイモス・チュツオーラ

やし酒飲み エイモス・チュツオーラ 岩波文庫

1950年代に書かれたアフリカを舞台とする奇想天外なお話。
主人公は、裕福なうちに生まれ、ただやし酒を飲んで暮らしていた。そんな息子のために父親は名人と言われるたし酒作りを雇う。やし酒作りが作るやし酒に堪能していた主人公。しかしやし酒作りが死んでしまい、やし酒が飲めなくなった彼は、死者の町へと旅立つが・・・

「です。ます。」と「である」が混在した不思議な文体。解説によれば、どうも原書の英文もそういう形で書かれているらしい。貝が貨幣として通じると書かれており、昔話かと思えば銃も登場する摩訶不思議な状況が語られ、恐ろしいというか不思議というか表現出来ないような怪物も登場する。

欧米の整ったファンタジーばかり読んでいた私には衝撃の一冊だった。
posted by 灯台守 at 06:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー
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