2015年04月06日

疾風ガール 誉田哲也

疾風ガール 誉田哲也 光文社文庫
宮原祐司は売れないバンドを諦め、兄貴分のカジが取締役をしている芸能プロダクションに入っている。しかし、彼自身はさっぱり・・・である。そんな彼がとあるバンドの女性ギタリストに目を留めた。それが夏美。彼女のギターは天性のテクニックを持って人を魅了すると確信したが所属する、バンドのボーカルが突然自殺する。
彼は偽名で生まれ故郷もわからないし身内も不明だった。それを夏美と裕司は調べ始める。彼の自殺の原因、なぜ本名を語らなかったのか。

疾走するストーリーと、裕司と夏美、交互に語る書き方はあんがいハマっている。ミステリでもなく音楽小説でもない。でもなぜか心を揺らす物語。読み進めるにつれて作者の音楽への憧れ、崇拝、そして絶対の信頼感が見えてくる。この人は音楽が好きなんだろうと一発で分かる、そんな話だろう。
posted by 灯台守 at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) |
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