2015年03月06日

機龍警察 月村了衛

機龍警察 月村了衛 ハヤカワJA文庫
テロが一般化する近未来。市街地での戦闘で強化アーマーを用いた接近戦が多様化するようになり、テロリストも違法に生産されたパーツ、つまり密造アーマーを用いた。一般的には機甲兵装と呼ばれる人型ロボット機器を用いられた悲惨な事件を契機に警視庁は特捜部隊を立ち上げる。そこは機龍と呼ばれる最先端機甲兵装があった・・・

魅力的な設定、説得力のある背景構築、そして魅力的な人物群を惜しげも無く畳み掛けてくる。さらに、次作につながる伏線も堂々と張ってくる。この自信は素晴らしい。ガンダム世代のラノベで育った甘いSFファンには、ちょっと厳しいかも。さらに従来の警察小説にあった組織のしがらみもスパイスの様にきかせてある。

たまらず次作も購入。上下二巻のボリュームも嬉しいがSF大賞受賞作らしい。良いシリーズを発見したと思う。
posted by 灯台守 at 20:13| Comment(0) | TrackBack(0) | SF
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