2014年10月27日

カメレオンの呪文 ピアズ・アンソニー

カメレオンの呪文 ピアズ・アンソニー 早川FT文庫
アンノウン系のファンタジーとしては名作といえる。記憶によると30年近い前に読んだ。久方ぶりの再読。

ザンスは魔法の国。住民は人間であれ魔法生物であれ植物でも昆虫でも動物でもなにかしら一つの魔法を持つ。人間であれば、25歳までに魔法を明らかにしないとザンスから追放される。ビンクは25歳にあと1ヶ月となったが、自分の魔法が何かわからなかった。そのため、良き魔法使いハンフリーに聞きに行くことにする。彼は情報の魔法使いで、ひとつの質問に対して一年間の奉公を代償に回答をくれるという・・・

奇抜な設定と巧妙な伏線が素晴らしい。ビンクの魔法は何か?という点もあるが、奇妙な世界であるザンスが魅力的である。なにより、表題の「カメレオンの呪文」という意味が何重にも考えられている所に脱帽である。

シリーズは21巻までが邦訳されており、当分楽しめそう。
posted by 灯台守 at 05:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/104947319
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック