2019年02月09日

柳家喬太郎独演会 2018年2月9日(昼) 京都アルティホール

もう四年目になった、喬太郎さんの独演会 in 京都アルティホール
過去の報告は以下の通り。

2017年 http://l-h-keeper.sblo.jp/article/178748383.html
2016年 http://l-h-keeper.sblo.jp/article/173895977.html
2015年 http://l-h-keeper.sblo.jp/article/113444274.html

寿限無     柳家喬太郎
風呂敷     春風亭正太郎
諜報員メアリー 柳家喬太郎
仲入
品川心中    柳家喬太郎

定番の「前座の喬太郎です」から始まり、堪能のお時間でした。
今回が(私にとっては)最後かも・・・と思うと寂しい限り。
posted by 灯台守 at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語

愛なき世界 三浦しをん

愛なき世界 三浦しをん 中央公論新社
本屋大賞候補作 10作目

本村紗英は、植物の不思議に見せられ、ひたすらシロイヌナズナを育てる日々。そんな彼女に料理人・藤丸くんは恋をした。「植物には愛という概念はないです」という本村さんに、藤丸の想いは伝わるか。

主人公二人も、円服亭の主人である円谷も、研究室の松田教授を始めとするメンバーも魅力的な人々だ。ドラマチックな出来事もなく、淡々と物語は進み、終了を迎える。盛り上がりもなく、静かに終わる物語は、ちょっと物足りない。ただ、こういう物語もあって良しとしたい。
posted by 灯台守 at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) |

2019年02月07日

ベルリンは晴れているか 深緑野分

ベルリンは晴れているか 深緑野分  筑摩書房
本屋大賞候補作 9作目

前回、「戦場のコックたち」にも感じたことだが、日本人作家としてはかなり難度の高い設定条件で語っていると感じる。

敗戦直後のベルリンが舞台であり、時間的には「ポツダム宣言」前後となっている。アメリカ製の歯磨き粉に仕込まれた毒薬で殺害された音楽家。その調査を強いられる少女。その少女と同行する泥棒まがいの男。現在の話を進めつつ、幕間として少女の過去が語られる。ナチスや収容所の話は、フランクル の「夜と霧」をはじめ名作が多いが、この本も大量の資料に支えられていてリアル感は半端ない。ミステリとしての謎レベルはさほどではないが人間関係と戦争の傷跡を語る濃度は濃い。

もうすこし、事後のことを語ってほしい気もした感があったが、これはこれで上手いまとめ方かもしれない。
posted by 灯台守 at 09:41| Comment(0) | TrackBack(0) |

2019年02月03日

リトルマーメイド 大阪 2019年2月2日(土) 1FG4

リトルマーメイド 大阪 大阪は二回目
2019年2月2日(昼)公演  大阪四季劇場

おお、飯野おさみさんが出てる!
久方ぶりです。72歳かぁ。素晴らしいお声!!

アリエル 三平果歩
エリック 竹内一樹
アースラ 恒川 愛
トリトン 田島亨祐
セバスチャン 飯野おさみ
スカットル 川口雄二
グリムスビー 田島康成
フランダー 山本 道
フロットサム 有賀光一
ジェットサム 真田 司
シェフ・ルイ/リーワード 八百亮輔

【男性アンサンブル】
黒田大夢
成田蔵人
新井俊一
多比良龍一
田口 暉
南 晶人

【女性アンサンブル】
中田成美
山西里奈
土肥麻由弥
大森真理
長野千紘
森川温子
西田ゆりあ
posted by 灯台守 at 20:30| Comment(0) | TrackBack(0) | あれこれ

2019年02月02日

火のないところに煙は 芹沢央

火のないところに煙は 芹沢央 新潮社
本屋大賞候補作 8作目

ミステリかと思いきや、純粋なホラー・・・と思ったら、思うツボかもしれない。とある作家さんが、怪談の依頼を受けて連作する話だが、一話一話の理由が怖い。裏の理由を探るフェーズがまことしやかで納得してしまう。ただ、この本は、そんなに単純ではない。そう、「火のないところに煙は」という題名が非常に意味深である・・・
posted by 灯台守 at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) |

2019年02月01日

フーガはユーガ 伊坂幸太郎

フーガはユーガ 伊坂幸太郎 実業之日本社

本屋大賞候補作 7作目

伊坂さんの新作。双子のお話だけど、結構しんどいエピソードが続くので、読み進めるのに努力が必要な方もいらっしゃるかもしれない。伊坂さんお得意の特殊な設定が読者をとらえて離さない上に、今までの作品ほど、特徴のある伏線と回収は無いけど、さすがに伊坂節健在でしょうか。 読みやすさに騙されるけど、内容は厳しい話が続き、最後も決してハッピーエンドではない。芯が残る作品。
posted by 灯台守 at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) |