2018年09月03日

硝子のハンマー  貴志祐介

硝子のハンマー (角川文庫) 貴志祐介

十二階建てのビルの最上階、社長室で殺された社長。監視カメラと秘書たちの目で封印された出入り口の中には、熟睡した専務のみ。その専務の弁護を受けた青砥純子はセキュリティ専門家の榎本径と共に密室の謎に挑む・・

密室ものミステリー。現代的な密室はこうあるべきなんだろうというガイド的な感じもある。青砥純子&榎本径のコンビデビュー作。前半の密室へのアプローチがなかなか読み応え十分な感じで良い。高層ビル、監視カメラ、暗証番号によるエレベータ制御、マスターキー等々のアイテムに加え、介護ロボットまで登場する。トリックの意外性や納得感は人それぞれの感じだと思うけど、主役二人の個性に読み進む感があったと思う。
posted by 灯台守 at 12:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ