2018年08月29日

冬の夜ひとりの旅人が イタロ・カルヴィーノ

冬の夜ひとりの旅人が (白水Uブックス) イタロ・カルヴィーノ

えらいケッタイな構成と内容の本。初めてイタロ・カルヴィーノ の本を読んだが、脳みそが揺さぶられる感覚を得た。

冒頭、イタロ・カルヴィーノの本を購入し「冬の夜ひとりの旅人が」を読み始めたら、32ページ前後で乱丁を見つける。購入した書店に行くと同じ状況の本を持参した女性に巡り合う・・結局、読者の男性が次々と中途半端な本を読み続ける状況を語る話になるが、途中の「話中話」が、なかなか興味深い話なのだ。でも、いいところで終わるのだ。なお、最後の締めも意味深で良いと思う。今までの小説に飽きた方にはオススメ
posted by 灯台守 at 19:06| Comment(0) | TrackBack(0) |

2018年08月26日

夏休みの映画鑑賞履歴

2018年、夏の映画備忘録
・カメラを止めるな
・ポケットモンスター・みんなの物語
・インクレディブルファミリー
・未来のミライ
・ペンギンハイウェイ
・銀魂2

比較的ハズレのなかった夏の映画。噂ではあまり良くなかった未来のミライも視点、考え方から考えれば良作といえると思う。
posted by 灯台守 at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2018年08月25日

黄昏の岸 暁の天(そら)〈上・下〉―十二国記

黄昏の岸 暁の天(そら)〈上〉―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
小野不由美

十数年ぶりの再読。泰麒のその後の話。李斎は景王陽子に会うため景へ駆け込む。いやぁ、やっぱりツライ話だ。再読しても思うことは変わらない。

泰麒の話は続く。しかし、よくもまあ、蓬莱生まれのメンバーだけ集まった話。この続きが、非常に楽しみともいえる展開で終了。ぜひ有終の美を飾ってほしい。
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2018年08月24日

図南の翼 十二国記 小野不由美

図南の翼 十二国記 (講談社X文庫)
小野不由美

十数年ぶりの再読。シリーズ中、ユニークな作品ともいえる。恭国の裕福な商家の娘である珠晶は十二歳にして蓬山へ昇山する。物語的に言えば、見え見えの展開で意外性もへったくれもないのだが、珠晶と同行する頑丘と利広のキャラクタ描写が秀逸であり、それだけで読者を魅了する筆力は称賛に値する。思えば、海客や山客が一切出てこない話であり、終始、十二国の世界観を堪能できる作品でもある。もし、このシリーズで一冊選択するなら本作を私は選ぶ。傑作ではないが、ファンタジーの作品要素をすべて含んでいる推薦本として押したい。
posted by 灯台守 at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー

2018年08月23日

風の海 迷宮の岸〈上・下〉 十二国記 小野不由美

風の海 迷宮の岸〈上・下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
小野不由美

十数年ぶりの再読。泰麒のお話の始まり・・・これから降りかかってくる苦難を知っているだけに追体験的苦行な読み進めとなって微妙なところ。でも引き込まれる面白さは変わらず。

泰麒周辺の王や麒麟たちはおなじみの面々だったりする。相変わらずというとか、時系列的には陽子の話よりも前の話なので、改めて読むと時系列的な謎がつながって面白い。ただし、この後の話を知っているだけに微妙感はあるが。
posted by 灯台守 at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー

2018年08月22日

東の海神 西の滄海 十二国記 小野不由美

東の海神 西の滄海 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
小野 不由美

十数年ぶりの再読。雁州国延王・尚隆と、延麒・六太の立国直後の話。「政治」という事柄に対する小野さんの見方がよくわかる一冊かもしれない。紙一重の差で人の心は移ろいゆくのだろう。六太と更夜との交流が美しく哀しいのは、初読から変わらずそこにある。状況から考えて、雁州の話は、もう登場しないだろうから、尚隆と六太の掛け合い漫才も楽しめた上にマジな会話も登場する一冊は貴重かもしれない。
posted by 灯台守 at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー

2018年08月21日

風の万里 黎明の空〈上・下〉十二国記 小野不由美

風の万里 黎明の空〈上〉十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
小野不由美

十数年ぶりの再読。陽子のその後のお話。海客の鈴と先の芳国の公主、祥瓊は共に現状に不満を持っていた。その不満を景王・陽子に会うことで解決できると思い、旅立つ二人・・・。二人の思いと陽子の悩みは交わることがあるのだろうか。

現実に直面する鈴と祥瓊。自らの資質に悩む陽子。王足らん事と人々の思いと周辺の官吏の考えに振り回されるが、人を観た人事を敢行する。三人娘が邂逅するシーンはシリーズ最高シーンと思う。ベタだけど好きだ。物事は見方/考え方で変わるし、正しいと思うことは一面だけで正しいと言えない。政治の困難さに直面するが結局は自らの考えで進む陽子に勇気を貰う。
posted by 灯台守 at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー