2016年03月03日

幕末まらそん侍 土橋章宏

幕末まらそん侍 土橋章宏  ハルキ文庫
安政二年(1855年)、時はペリー来航で揺れる時代。安中(今の群馬県)の藩主・板倉勝明は、藩士の心身鍛錬を目的として安中城内より碓氷峠の熊野神社までの七里余り(約30キロ)の中山道を走らせた。その”安政の遠足”という日本初のマラソンといわれる事件を主題に語られる五編の話。

・遠足
・逢引き
・隠密
・賭け
・風車の槍
の五編を収録。「本おや」の読書会がブック交換会だった時に、交換した本。(Iさん、ありがとう!!)

いやぁ、面白かったですね。時代物を読まない人もすんなり読めそう。5つの話の共通点は「遠足」ということだが微妙に絡んでいる所もあり、伏線的な味もあって工夫もある。前作の「超高速参勤交代」も良かったがこちらも一読の価値あり。次作も期待したい。
posted by 灯台守 at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 時代物