2015年06月06日

サンドラの週末

『サンドラの週末』(deux jours, une nuit)は2014年のベルギー・フランス・イタリア合作のドラマ映画。ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督作品。主演のマリオン・コティヤールがアカデミー主演女優賞にノミネート。

サンドラは鬱により長期休暇を取得していた。休暇明け、解雇を告げられる。それは、従業員16名の投票で「彼女の復職か1000ユーロのボーナスか」を選択する投票の結果だった。社長に掛け合った彼女は月曜日の無記名再選挙を取り付ける。そして同僚を説得して回る週末を迎えることになる・・・

別にドラマチックなことは起こらない。同僚も生活がある。その事を踏まえての説得だが、同情を引くことはしないサンドラであった。しかし、辛さに耐えられず、抗鬱薬を一箱飲んでしまう・・・
人生、良いことよりも辛いことが多い。しかし、前に進むしかないということだ。背中を押す同僚の揺れる感情もわかるし、拒否する感情も理解できる。

人生を淡々と描く、ハリウッド映画とは一線を画すものだった。
posted by 灯台守 at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画