2015年05月12日

神様の御用人 浅葉なつ

神様の御用人 浅葉なつ メディアワークス文庫
ひょんな事から、神様?のお使いを引き受けることになった若者のお話。
野球だけはずっとやってきたと思っている萩原良彦は、大学卒業後、とある社会人野球チームに入る。しかし、ケガで膝の半月盤を損傷しあえなく引退。会社も辞めることに。そんな彼が、突然命じられたのは、神様の願いを聞く“御用人"だった・・・。

「設定が勝負」のファンタジーではあるが、かなり無理きりな設定だろう。しかし、思わず引き込まれる噺が続く。甘いものや最先端のものに興味津々の方位神・黄金とのデコボコ・コンビを筆頭に、オタク化した神様や、失恋に自暴自棄な龍の化身等々、マニアックな神様がリアルに登場する。著者の神社好きが押して図れるというもの。日本の八百万の神々のご紹介だけでも楽しい。

短編で読みやすく、続刊も好評の様子。ネタ切れにならなければ良いが・・・と余計な心配もシてしまうのであった。
posted by 灯台守 at 05:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー