繁昌亭 2015/4/5 昼席
朝席も見たけど、読書会参加のため 最後の桂あやめさんの舞妓ガールのみ。
昼席は、下記の通り。
桂そうば 動物園
桂三幸 空みなよ
桂文都 粗忽長屋
いわみせいじ 似顔絵
笑福亭忍笑 道具屋
桂あやめ ちりとてちん
仲入り
桂雀喜 中学生ブルース
立花家千橘 夢八
岡大介 カンカラ三線
桂梅團治 禁酒関所
面白かったのは、やっぱりあやめ姉さん。私と相性が良いです。朝席の「舞妓ガール」もよかったし、ちりとてちん・芸姑バージョンも良い。独特なちょっと年増のキャラはこの人にかなう落語家はいないでしょう。梅團治さんの禁酒関所も、酔っぱらいの武士の描写は、もう抱腹絶倒でした。
2015年04月05日
2015年04月04日
SOSICKsU 桜庭一樹
SOSICKsU 桜庭一樹 角川文庫
プロローグ
第一話 仔馬のパズル
第二話 花降る亡霊
第三話 夏から遠ざかる列車
第四話 怪人の夏
第五話 絵から出てきた娘
第六話 初恋
エピローグ
このシリーズの短篇集。謎は初歩的。キャラ立ちを堪能してくださいませ・・という感じ。
オマケに、シリーズ2冊めと思ったらSシリーズ2冊めでした。とほほ。
プロローグ
第一話 仔馬のパズル
第二話 花降る亡霊
第三話 夏から遠ざかる列車
第四話 怪人の夏
第五話 絵から出てきた娘
第六話 初恋
エピローグ
このシリーズの短篇集。謎は初歩的。キャラ立ちを堪能してくださいませ・・という感じ。
オマケに、シリーズ2冊めと思ったらSシリーズ2冊めでした。とほほ。
2015年04月03日
魔道師の月 乾石智子
魔道師の月 乾石智子 創元推理文庫
乾石智子の処女作である「夜の写本師」の世界であるオーリエラントが舞台。
それほどの魔導師ではないが皇帝の甥に気に入られた魔道師レイサンダー。ある日、献上された円筒状の物に禍々しいモノを感じ逃げ出してしまう。その魔道師レイサンダーに間違えられたのは、書物の魔道師キアルス。彼は本を介した魔法を編み出していた。
闇を抱えた「暗樹」を闇をもたぬ稀有な魔道師レイサンダー、書物の魔道師キアルスがその身に替えて制圧する話。
なにしろ、話中話が良い。話中話の良いファンタジーは名作という原則は不変であるようだ。「暗樹」を巡る話もなかなか素晴らしいが、キアリスが入り込むタペストリーの世界の話もそれだけで一遍のファンタジー小説を編める。その中に、人生が有り、不思議が有り、異世界が立ち上がってくる。
書物の魔術師、キアルスが本の魔法を立ち上げる状況や、レイサンダーがさすらう状況描写も捨てがたい。さらに嬉しいのが解説が名解説である。「闇」を語る妹尾ゆふ子の解説も本書の世界を語る地図のようで魅力的である。
乾石智子の処女作である「夜の写本師」の世界であるオーリエラントが舞台。
それほどの魔導師ではないが皇帝の甥に気に入られた魔道師レイサンダー。ある日、献上された円筒状の物に禍々しいモノを感じ逃げ出してしまう。その魔道師レイサンダーに間違えられたのは、書物の魔道師キアルス。彼は本を介した魔法を編み出していた。
闇を抱えた「暗樹」を闇をもたぬ稀有な魔道師レイサンダー、書物の魔道師キアルスがその身に替えて制圧する話。
なにしろ、話中話が良い。話中話の良いファンタジーは名作という原則は不変であるようだ。「暗樹」を巡る話もなかなか素晴らしいが、キアリスが入り込むタペストリーの世界の話もそれだけで一遍のファンタジー小説を編める。その中に、人生が有り、不思議が有り、異世界が立ち上がってくる。
書物の魔術師、キアルスが本の魔法を立ち上げる状況や、レイサンダーがさすらう状況描写も捨てがたい。さらに嬉しいのが解説が名解説である。「闇」を語る妹尾ゆふ子の解説も本書の世界を語る地図のようで魅力的である。
2015年04月02日
GOSICK ―ゴシック― 桜庭一樹
GOSICK ―ゴシック― 桜庭一樹 角川文庫
分野をミステリにしようかと思ったが、他のミステリ分野との差を考えてヤングアダルトに。
20世紀初頭が舞台。西欧の架空の国、ソヴュールに留学生としてきた久城一弥。彼は聖マルグリット学園に入学し、図書館塔最上階の小部屋で奇怪な美少女ヴィクトリカと遭遇する。人形のような彼女は、学園にいながら話を聞くだけで事件の真相を解明する「知恵の泉」だった・・・
直木賞受賞の桜庭一樹さんのライトノベル。ラノベなのでキャラが命か? マンガ感覚でスルスル読めます。
分野をミステリにしようかと思ったが、他のミステリ分野との差を考えてヤングアダルトに。
20世紀初頭が舞台。西欧の架空の国、ソヴュールに留学生としてきた久城一弥。彼は聖マルグリット学園に入学し、図書館塔最上階の小部屋で奇怪な美少女ヴィクトリカと遭遇する。人形のような彼女は、学園にいながら話を聞くだけで事件の真相を解明する「知恵の泉」だった・・・
直木賞受賞の桜庭一樹さんのライトノベル。ラノベなのでキャラが命か? マンガ感覚でスルスル読めます。