2014年11月14日

美女と野獣 (フランス実写版)

美女と野獣 (フランス実写版)La Belle et la Bête
オリジナルの話に近い実写版。クリストフ・ガンズ監督、レア・セドゥがヒロイン役。
ベルは、3人の兄弟、2人の姉を持つ末娘。富豪の商人である父の船はすべて嵐で帰ってこなかった。そのうちのひとつだけが、帰港したという話を聞き、港に駆けつける。しかし、荷の権利は彼にはなく失意のうちに帰宅するが、途中道に迷い不思議な城に到着する。その城で財宝を見つけた彼は、帰路を急ぐが末娘の願いである薔薇の花を摘み持ち帰ろうとした時、城の野獣に咎められる。ベルは父親の身代わりに城へ行くが・・・。

ハリウッド映画とは一線を画す映像が続く。ヒロインのレア・セドゥが美しく、その衣装も場面により何着も登場するが、なかなか素晴らしい。城の作りもどこか懐かしく、でも見たことの無い作りを見せてくれるし森や風景も一枚の絵画のようである。

「なぜ野獣はその運命に落ちたか?」を中心として描かれる本作品。自然と人間の関わりが鍵なので、その描写は丁寧である。城の妖精?や、キーとなる森の牝鹿、最後の戦いの様子など丁寧で美しく楽しませてくれる作品だと思う。ディズニーの作品よりもコクトーのそれを意識して作っているに違いないだろう。
posted by 灯台守 at 06:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画