2014年11月30日

明日から12月ですねぇ・・・

恒例のクリスマス模様にて・・・
posted by 灯台守 at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | あれこれ

2014年11月27日

武士道シックスティーン 誉田哲也

武士道シックスティーン 誉田哲也 文春文庫
中3の剣道女子の香織は全中二位である。つまり決勝戦で敗れたわけだが、勝った試合を審判が見抜けなかったと思っている。そんな彼女が小さな市の大会で遭遇した無名の選手に負けてしまった。
そして、進学した高校で再び巡りあうことになるとは、ふたりとも思っても見なかった・・・。

もう、真っ直ぐな青春テンコモリの剣道女子の本である。剣道オタクで五輪書を愛読する香織と、脳天気で「お気楽不動心」の早苗の視点を交互に入れかえて物語は進んでいく。山あり谷ありで高校一年、十六歳を描くのだが、もう青春が濃厚である。実際は、こんなに素敵には進まないとは思うが真っ直ぐな二人の主人公の性格が、明るくさくさく読めるヤングアダルトな世界を構築してくれていると思う。当然、武士道セブンティーン、エイティーンと続くので、乞うご期待か。

クライマックスで二人が、相対する試合を今から楽しみに読み進めるとしよう。(ホントにラストがそうなったら笑う)
posted by 灯台守 at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ヤングアダルト

2014年11月26日

重力への挑戦 ハル・クレメント

重力への挑戦 ハル・クレメント 創元SF文庫
惑星メスクリンは、地球の700倍の巨大な重力が支配する世界である。その世界の極地にすむメスクリン人は、扁平な体と何本もの足を持ち強力なハサミを使う甲殻類に似た知的生命体である。
極地に遭難して不時着した地球人製観測ロケットのデータを回収るべく、依頼されたメスクリン人は困難を物ともせず、徐々に目標へ迫る。その意図は何なのか。

古典的名作のSFと評価が高い一作。楕円形で赤道付近が遠心力で重力が弱いという設定の下で、「投げる」ということや「飛ぶ」ということを理解できない文明を淡々と書き分けるのは、凄いとしか言いようがない。異なる文明、知的生命体との邂逅を描きつつ、科学とは何か、文化とは文明とは何か、その一面を描く本書は22世紀まで残るSFだろう。現にすでに発表依頼60年以上。ちっとも古くならないのは、さすがである。
posted by 灯台守 at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | SF

2014年11月25日

猫弁 大山淳子

猫弁 〜天才百瀬とやっかいな依頼人たち〜 大山淳子 講談社
ドラマの原作大賞を受賞した作品。

百瀬は弁護士だが、なぜか猫や犬といったペット対応が専門になってしまっている。おまけにお見合いは30連敗中だ。そんな事務所に持ち込まれた依頼は「霊柩車が盗まれた!」というもの。さて、猫専門の「猫弁」百瀬の活躍をご覧あれ。

見事なご都合主義と言えるかもしれない。登場人物が、つながる!つながる! かなり良い感じで繋がっていく。霊柩車を盗まれた社長、その運転手、その霊柩車を盗んだ二人組、その二人組と関わるばあさん、不思議な靴磨きのじいさんと、凄腕のばあさん、おまけに結婚相談所の百瀬担当者と若手担当者、事務所の二人まで、もつれた糸は見事に一枚の織物になっていく。

楽しく読み進めて、最後に癒やされるミステリでしょう。
posted by 灯台守 at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ

2014年11月24日

狂言と落語の会

神戸文化ホールの企画出し物で「狂言と落語の会」
狂言は、「昆布売」茂山逸平・茂山童司
落語は、「たぬ賽」桂福丸、「佐々木裁き」桂春蝶

初めての狂言。なかなか面白い。はっきり理解できない言い回しもあるが、基本的にはコントであり、今も昔も滑稽なところは変わらないのだろう。前もっての解説もあって、面白い試みだろう。

落語の桂春蝶さんは、初めて聴いた。なかなかハンサム。お父さんの印象が強いが、良い声のよい落語家さんだと思う。今後、注目株。フェスティバルホールで独演会をやるというのは、空恐ろしいことかも。2月の第二日曜なので、たぶん神戸の読書会とかぶらないとおもうが、売り切れるとも思えないので、A席で聞くつもりで予定決定後の購入か?
posted by 灯台守 at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語

2014年11月23日

Music Fair 玉置浩二

Music Fairは毎週録画している。時々珠玉の一曲が聞けることがあるから。

今週の玉置浩二の「男はつらいよ」のテーマはなぜか泣けた。
渥美清さんの唄とは違う一曲だった。

何と言っても、歌手の玉置浩二は凄すぎる。
posted by 灯台守 at 07:31| Comment(0) | TrackBack(0) | あれこれ

2014年11月21日

アキハバラ@DEEP 石田衣良

アキハバラ@DEEP 石田衣良 徳間文庫
池袋ウエストゲートパークの秋葉原版かとおもきや、最後はSFで〆るエンターテイメント。

各々が病気を抱えるオタクな男性三人。とあるコスプレ喫茶のアイドルと知り合い共通のWEBページマスターに助けられたことを共有する。彼らに二人を加えて立ち上げた会社「アキハバラ@DEEP」は、ネットを通じてAI型検索エンジンを公開するが・・・

黎明期のネット環境を彷彿とさせる背景描写が懐かしかった。今や、それを越える状況になっていると思われる。PCではなくモバイルツールの世界。

ご都合主義と予定調和のストーリーと言えるとの批判もあるが、ネットとコンピュータと集合知のあるべき理想的姿を描く小説として評価したい。まあ、ストーリーは結構杜撰だが。
posted by 灯台守 at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) |