2014年10月14日

エラゴン クリストファー・パオリーニ

エラゴン クリストファー・パオリーニ ソニー・マガジンズ
2004年に発行された本。続編がなかなか出ないのでオークションで売り払った記憶がある。再読。

エラゴンは、父を知らない。母は、彼を伯父に預けて立ち去ってしまい、いとこのローランと暮らしている。そんなある日、彼は不思議な石を見つける。その石は、ただの石ではなく伝説のドラゴンの卵だったのだ。
ドラゴンと出会い、心を通じた彼はドラゴンライダーとしての冒険を始めることになるだった・・・

大いなる冒険のお話。序章といったところ。序章で700ページ弱。2巻以降は上下巻。残りざっと4500ページくらいか?
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2014年10月13日

鹿の王 上橋菜穂子

鹿の王 上橋菜穂子 角川書店
上橋さんの最新刊。

強大な帝国・東乎瑠に対して、戦略的な捨て駒となるべく壮絶な戦いを挑んだ戦士団“独角”、その頭であったヴァン。ただ一人生き残った彼は、岩塩鉱に囚われていた。一群の不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。囚われていた奴隷たちは、一人残らず死んでいったがただ一人ヴァンのみ生き残る。塩岩鉱から脱出した彼は、誰一人生き残っていないことに気がつくが、一歳くらいの幼い女の子だけが生き残っていた。

一方、東乎瑠が勢力を伸ばすはるか昔、この地を治めた帝国の末裔たちがいた。彼らはかの帝国の技術を伝えていたがその中でも医療技術を伝えるものたちがいた。その筆頭である医術師ホッサルは岩塩鉱で起こった疫病が自らの帝国を滅ぼした伝説の疫病であると気がついていた・・・

二人の主人公がもつれる如く、ストーリーを構成していく。上橋さんのお話は人物描写が魅力的でもある。若い医師・ホッサルの真っ直ぐな志と、諦観した境地のヴァンの苦悩。その二人の傍らにいるミラルとサエという女性の存在も物語に厚みを加える。

この疫病の謎解きとともに、東乎瑠に吸収された辺境の少数民族の駆け引きもこの物語の重要なパーツである。少数民族への東乎瑠の対応、少数民族の捉え方・考え方をもうひとつの物語の柱として描くことで、リアルな物語としての背景を構築していく。

民族学者でもある上橋さんだからこそ描ける大河ファンタジー。総計1100ページを超える大作だが読み始めると止まらない。一気読みでした。

なお、一番魅力的な登場人物は、なんといってもユナちゃんでした。可愛すぎ (^^;
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2014年10月11日

銀河帝国を継ぐ者 ガース・ニクス

銀河帝国を継ぐ者 ガース・ニクス 創元SF文庫
ガース・ニクスが放つSF小説。前半はなんとなく「エンダーのゲーム」を彷彿とさせるところがある。まあ、オマージュと言っておこう。

数兆の人々を束ねる帝国を統べるのは皇帝。その下にプリンスと呼ばれる人たちがいる。互いに20年に一度、皇帝は退位し新たな皇帝が選ばれる。ケムリは三度死に三度生まれ変わる。その果てに見つけたものはなにか。

面白いとは思うが、ガース・ニクスに求めるものはもっと高いのかな。SFとしては、ちょっと物足りない。
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2014年10月10日

ぬいぐるみ殺人事件

伝説の奇跡の執筆陣。素子姫のムチャ振りから開始されたリレーマンガ?が復刊されていた。懐かしすぎる♪

この当時から、高橋さんは宮崎駿押しだったんだ・・・

「第1回」新井素子 文 / ふくやまけいこ 画
「第2回」とり・みき
「第3回」吾妻ひでお
「第4回」伊東愛子
「第5回」中山星香
「第6回」高橋葉介
「第7回」かがみあきら
「第8回」早坂未紀
「第9回」いづぶちゆたか
「第10回」水縞とおる
「第11回」ゆうきまさみ
「第12回」魔夜峰央
「第13回」沢田翔
「第14回」粉味
「第15回」豊島U作
「第16回」火浦功 文 / 愛田真夕美 画
「最終回」しりあがり寿
posted by 灯台守 at 06:16| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ

2014年10月09日

シロガラス(1)パワーストーン 佐藤多佳子

シロガラス 1 パワーストーン 佐藤多佳子 偕成社
久方ぶりの佐藤さんの本。しかもファンタジーと来ました。三ヶ月連続刊行とか。当分楽しめそうです。

昔ながらの風景を持った白烏神社。その宮司の孫である藤堂千里は、神社に伝わる古武術を学ぶ少女であり、例大祭では3人一組、二組で踊る奉納舞の舞手でもある。例大祭の夜、神楽の剣士をつとめたあと、めずらしくうたげの席によばれる。来年以降の神楽舞を、千里の学年(五年生)の六人で行う提案があった。しかし、そのメンバーの中には・・・

ファンタジーとのことだが、一巻目はほぼリアルである。まあ、リアリティの名手、佐藤さんなので、それはそれなりに引き込まれる。そして最後の最後に・・・というところ。来月の2巻目が待ち遠しい。
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2014年10月08日

女王陛下の魔術師 ベン・アーロノヴィッチ

女王陛下の魔術師 (ロンドン警視庁特殊犯罪課 1) ベン・アーロノヴィッチ ハヤカワ文庫FT

二年間の見習い期間を経て警視庁の刑事課配属を希望していたピーター。その前日、首なし死体が発見されその現場警備にあたっていた時、幽霊の目撃者と遭遇する。そして、彼は特殊犯罪課に配属される。主任警部のナイティンゲールは英国唯一の魔法使いであり、悪霊や妖精の事件を扱う部署だった。

かなり面白い設定だし、やっぱりロンドンには魔法使いが似合う都市だろう。内容もキャラクラも面白い。いかんせん訳が・・・。

続編と同時購入。すでに4冊が邦訳済み。なぜか続編の方が評価が高いみたい。
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2014年10月07日

骨音 I.W.G.P 石田衣良

骨音 〜池袋ウエスト・ゲート・パーク〜 石田衣良
シリーズ3作め。

・骨音
・西一番街テイクアウト
・キミドリの神様
・西口ミッドサマー狂乱

上手いバランスの上で構築された人物群は健在で、三冊目もすんなり入り込める。このシリーズの魅力である登場人物も非常に印象的である。ハズレのないシリーズ。

今回のイチオシは、最終話「西口ミッドサマー狂乱」のトウコ。銀色の義足の歌姫。
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