2014年09月19日

池袋ウエストゲートパーク 石田衣良

池袋ウエストゲートパーク 石田衣良 文春文庫
石田衣良のデビュー作。通称「IWGP」と略されるらしい。なんかのチャンピオンみたい。(^^;

池袋の西口近く。果物屋の息子・マコトはこの街で育てられた。枠からはみ出した若者たちの集団「G-Boys」のキング・タカシからの依頼で街で起こるさまざまなトラブルにかかわる。気乗りしないながらも首を突っ込むハメになる彼は、池袋のトラブルシューターとして進み始める・・・

・池袋ウエストゲートパーク
・エキサイタブルボーイ
・オアシスの恋人
・サンシャイン通り内戦(シヴィルウォー)

援助交際/ひきこもり/麻薬/不法滞在/不妊治療 等々 15年以上前に書かれたとは思えない題材が取り上げられており、著者の先見性を語るものだろう。

体言止めの多用や独特の文体は敬遠される向きもあるだろうが、自分自身を模索する若い感性を語るにはこれ以上の武器はないだろう。文字通り、人気シリーズの誇るべき第一作。
posted by 灯台守 at 06:24| Comment(0) | TrackBack(0) |