2014年08月24日

空の境界 奈須きのこ

空の境界 奈須きのこ 講談社文庫
同人誌で発表された物語をまとめ上げて再編集・加筆された一冊。

両儀式は、2年間の昏睡から醒めた後、あらゆる者の死を視ることの魔眼を手に入れる。「根源の渦」を求める荒耶宗蓮や白純里緒先輩との日々を、式を見守る黒桐、魔術師・蒼崎橙子らと境界の上を今日も歩く。着物に身を包み、赤い革のジャケットを羽織って。

観念的世界観の上に、死と生のギリギリを描いていく。文章は、まだまだこなれていないし、描写も若い。でも、なにかがありそうな気配がある。今後のバイオレンス・ファンタジーを担う伝奇作家かもしれない。
posted by 灯台守 at 20:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー