2014年05月16日

All You Need Is Kill 桜坂洋

All You Need Is Kill 桜坂洋 スーパーダッシュ文庫
桜坂洋の出世作。トム・クルーズが実写映画化されたこの作品の主人公を演じる。

キリヤ・ケイジは初年兵。ギタイと呼ばれる未知の生物に襲われる地球で防衛隊として初出陣するが、無残にも散ってしまうが、気がつくと出撃前々日に戻っていた。そして果てしない出撃しては散るというループの世界に突入する。

SFではありがちな時間ループものだが、その意味付けや解釈は難しい。読者が納得するかどうかが肝心。

ループする理由とそこから抜け出そうとするケイジ。そしてお約束のヒロイン、リタとの関係が決定的な最終点・ループエンドに向かって疾走する。

筒井康隆が絶賛したというが、わかる気がする。若書きで、こなれた感じはしないが、そのパワーと疾走感は、評価されるべきである。リプレイの横に並べたいと思う一作。
posted by 灯台守 at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) |