2013年11月21日

競作五十円玉二十枚の謎

競作五十円玉二十枚の謎 創元推理文庫

読書会で紹介した本ですが、ブログには書いていなかったので。
推理小説作家の若竹七海さんが学生のころ、実際に体験された話だそうだ。

当時、池袋の書店でバイトをしていた彼女は、一人の不思議なお客に遭遇する。毎週決まった曜日の夕方、五十円玉を二十枚持参し千円と両替してほしいと頼みに来るのだ。なぜ毎週、それも五十円玉を二十枚?

その話を作家仲間+編集者に話したところ、「なかなか面白い」ということになり一般に回答編を募集した結果がこの本である。投稿当時は素人だったが、のちにプロに転向された方もあり、なかなかのレベルである。

なお、この本には間に合わなかったが、別途長編として「ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件」を出版したのが北村薫さんだったりする。

やはりミステリは謎が重要・・・だと思わせる短編集である。
posted by 灯台守 at 05:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ