2013年09月02日

光圀伝 冲方丁

光圀伝 冲方丁 角川書店
ご存知、水戸黄門様の伝記小説。いや伝奇小説かも。

伝説の長寿番組、「水戸黄門」の主役である「天下の副将軍・水戸光圀公」の話である。総ページは750ページを超える厚い本だから、興味で手に取る人も少ないだろう。

冒頭、光圀は静かに家臣を手打ちにする。いきなりの殺人シーンだが、舞を舞っている裏で密やかに行う。衝撃の幕開けである。

そのページ数に足る魅力的な人物が次々に登場する。そう気がついたときには引き返せない。ページをめくるとそこでは江戸の、水戸の風が舞うだろう。

そこでは「人間・水戸光圀」が生きている。
posted by 灯台守 at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) |