2013年08月16日

パシフィック・リム

パシフィック・リム かのデル・トロ監督作品

言ってしまえば、「オタクの自主制作映画を、公に映画会社が天才オタク映画監督に資金を与えて好きなように作らせた怪獣映画」である。筋は必要なし。もう、徹底的なアクションで全編を繋ぐことに終始する映像がすばらしい。開始から一週間のみのIMAXで見た映像はすばらしい。

で、なんといっても家族を失い茫然自失する芦田愛菜ちゃんの演技は筆舌に尽くしがたい。せりふは一切無し。真っ赤に晴れ上がった目で泣くだけであるが、絶望感と恐怖が迫り来る。恐るべし日本の子役。
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2013年08月14日

ローン・レンジャー

ローン・レンジャー ゴア・ヴァービンスキー監督、ジョニー・デップ/アーミー・ハマー主演

まあ、娯楽映画の王道を行くディズニーが手堅くまとめた懐古作品でしょう。最後の三十分のために前半の1時間半があるとは息子の評。それほど、最後の列車アクションは面白い。リンカーンがバンパイアハンターだったという映画も列車アクションが凝っていたが、それを上回るアクションの連続。

一方、深い内容があるかというと煮え切らない。アメリカのネイティブに対する対処は今でも難題なんだろうな。
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2013年08月13日

賢者の贈り物 石持浅海

賢者の贈り物 石持浅海 PHP文庫
昔話や名作をモチーフにした連作短編集。以下の10作品が掲載。
 「金の携帯 銀の携帯」
 「ガラスの靴」
 「最も大きな掌」
 「可食性手紙」
 「賢者の贈り物」
 「玉手箱」
 「泡となって消える前に」
 「経文を書く」
 「最後のひと目盛り」
 「木に登る」
すべて、童話・童謡がテーマになっている・・・と言っても、直接内容に関わっている話は少ない。日常あるふとした謎に明快な解を与えるタイプのミステリ。

狂言回しとして「磯風さん」という女性が登場するが、同一人物かどうかははっきり書かれていない。中学生から一児の母まで、立場や性格も変化するが・・・

ちょっとコジツケめいた解からなかなか鮮やかな物まで楽しめる。北村薫や加納朋子の好きな方にはオススメかも。
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2013年08月09日

Mei (冥)

Mei(冥)はメディアファクトリー発行の季刊雑誌。現在のところ2号まで出ている。括弧付けの漢字から分かるように怪談系のお話が盛りだくさん。同じ系列の「幽」の姉妹本らしい。コンセプトは「女性向けの怖い話」らしい。

この本は読書会へ参加したメンバーから紹介された。奇特な方で「もう必要ないので差し上げます」ということだったので、遠慮なくいただいた。(笑) (もちろん私が持参していた本を差し上げた。)

創刊号に引かれた理由は波津淋子さんが書かれていたこと。おまけに山岸涼子さんや加門七海さんなどが登場した私のとっては楽しい雑誌になっていた。

pomに続く興味深い雑誌である。
posted by 灯台守 at 06:19| Comment(0) | TrackBack(0) |

2013年08月07日

愛と哀しみのボレロ

愛と哀しみのボレロ クロード・ルルーシュ監督作品。
待望のBlu-ray化で購入した。DVDでは出ていたが、長年絶版状態だった。Blu-rayだと一枚でOKなのはありがたい。180分(3時間)を超える超大作。

全編、モーリス・ラヴェルのボレロが繰り返される。四カ国の人々がパリの集結し音楽で訴える・なによりジョルジュ・ドンの圧巻のラスト15分の踊りはすさまじい。
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2013年08月03日

決戦 -奥右筆秘帳- 上田秀人

決戦 -奥右筆秘帳- 上田秀人 講談社文庫
本巻が最終巻。12巻は長かったような。最後を締める話になったか?

いよいよ家斉と父との直接対決が開始される。冥府防人と柊衛悟の決着は?

歴史上の事実は変えられないという枠の中、最後の落とし方は難しい。突然登場して重要な役を果たす本田駿河守に違和感を感じるが、最後の最後で多少納得。衛悟と瑞記の子、つまり併右衛門の孫はどうなったか、想像の余地を残して幕を下ろすのは、まあ、良しとしよう・・・。
posted by 灯台守 at 15:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 時代物

2013年08月01日

天下 -奥右筆秘帳- 上田秀人

天下 -奥右筆秘帳- 上田秀人 講談社文庫
いよいよ11巻。伊賀も破れ、甲賀も散り、その座を狙うは島津。御台所の茂姫を担ぎ、その子を将軍にするべく動く島津は最終兵器「捨てかまり」を投入する。その攻めを将軍・家斉はかわす事ができるのか?

そして柊衛悟は、奥祐筆はどう動くのか?
posted by 灯台守 at 20:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 時代物