2013年07月03日

剣客商売 暗殺者 池波正太郎

剣客商売 暗殺者 池波正太郎
いよいよ14巻。時は三冬の父、田沼意次の息子、意知の暗殺一ヶ月前である。

小兵衛が、ふと遭遇した浪人。おりしも二人の武士に襲われていた。助けようとするが、その必要も無く難なく退ける浪人に「かなりの腕前」と小兵衛は思う。かわいい娘をつれて散歩する浪人を見たことを思い出すのである。しかし、不二楼の主人からかの浪人と覆面の武士が相談する中で「秋山大治郎」の名が出てくることを聞き、不安に駆られるが・・・

小兵衛の老いと大治郎の成長が行間に現れる作品。一方、三冬はとんと登場しない。物語としては後半の幕引きに進んでいる感じが強い。
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