2013年07月28日

夢違 恩田陸

夢違 恩田陸 角川書店

直木賞候補作。ドラマの原作になったらしいがまったく知らなかった。読んだ後にUPするのを忘れていたので、備忘録代わりに。

夢を実際の映像として記憶できるようになった世界での話。主人公・浩章の兄の婚約者、結衣子は世界でも最初の予知夢をみることが出来るという能力者だった。しかし、自ら予言した火災で死亡したとされたが、その姿を浩章は見かける。おりしも小学生が何者かに襲われる事件が発生。襲われたことは確かだが、襲ったものの正体はわからない。その謎と結衣子の関係は如何に?

恩田陸の謎の提示はすばらしい。夢の映像化というキーワードでここまでの世界観を構築できるのはすばらしい。しかし、広げた風呂敷は大きく、少々たたみ損ねている感じ。

最後のエピローグの解釈によって読者の受け取り方が変化する作品。万人受けはしないが、設定を受け止めればあなたも夢の中で・・・
posted by 灯台守 at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | SF

2013年07月27日

風立ちぬ

「風立ちぬ」はジブリのアニメ。宮崎駿監督作品

虚実が入り混じった作品である。主人公の妻となる菜穂子が結核に倒れることは「風立ちぬ」という題名からっ自明だろう。

宮崎駿が何を描こうとしたのか、時間をかけて咀嚼するべきだろう。宮崎の戦闘機や戦闘重機好きであることは有名だが、決して戦争を賛美してはならないという一線をどう表現するかという難しいタチイチで本作は作成されている。結局、菜穂子との関係と零式戦闘機の開発との間に、宮崎の想いは観客に気がつかないうちに手渡されているが、それは宮崎の意図したことかどうかわからない。

兎も角、宮崎駿は飛行機が好きで翼の上を平気で歩かせる人である。今回は夢の中だから良いのだろうが、未来少年コナンでは銃撃戦もやったなぁ・・・と懐かしく思う。「死の翼アルバトロス」も思い出される。エンディングの「ひこうき雲」を聞きながら、宮崎駿と飛行機を考えるのだった。
posted by 灯台守 at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

AO入試 プレゼンテーション その2

プレゼンテーションは経験と練習である。シートの作成から始まって発表の準備、現場での対応、質疑応答のやり方まで、特効薬は無い。あのジョブズでさえ念入りな練習は行ったであろうと思われる。

ただし無意味な練習は意味が無いので、先達のプレゼンを見たりネット上の「プレゼンのやり方」を参考にするのはよいだろう。下記に有効なURLを上げておく。

TED

有名なプレゼンテーションの組織。或る分野や事業、行為を成し遂げた方に対してその経験、主張をプレゼンしてもらうNPOのWEB。NHKの「スーパープレゼンテーション」でも有名。上げたのは日本語字幕版のURL。

良いプレゼン、悪いプレゼン

良いプレゼンと悪いプレゼンの例示資料。秋田大学大学院の准教授・後藤さんのページ。

なお、プレゼンは出来るだけ多くの人に見てもらってコメントをもらうと良い。日本人は「けなしてナンボ」の方が多いようだが、的確に褒めて(評価して)、改善点を指摘することは、難しい。案外身内のほうが、的確なアドバイスが出来ることも多い。
posted by 灯台守 at 08:47| Comment(0) | TrackBack(0) | AO入試

2013年07月24日

AO入試 プレゼンテーション その1

AO入試で、理系に多いのは、ある主題を「プレゼンテーション」で説明するというもの。論文などは高校でも対応できるだろうが、プレゼンはなかなか難しいだろう。

テストは自習できるがプレゼンは自習はもちろん経験を積むことが不可欠である。またツールであるPOWERPOINTも使いこなす必要がある。

仕事柄、会社で部下のプレゼンテーションを指導することも多いが、慣れないとうまく出来ない。

1.文字が多い
2.シート単位で主張が違う
3.無意味なイラストがある
4.キーワードが残らない

つまり、こうすれば良いというプレゼンシートは

1.文字は少なく
2.流れを作り
3.分かりやすく図解して
4.キーワードで語る

ということでしょう。ただし・・・「言うは安し、行うは難し」ということです。
posted by 灯台守 at 06:04| Comment(0) | TrackBack(0) | AO入試

2013年07月22日

AO入試 論文

AO入試では、論文での評価を行う大学も多い。受験生にとって、論文は意外と大変な分野だと思う。(意外でもないか)

正解がはっきりしているものと違い、論文の評価ははっきりしない。これは練習での論文作成でも同じことが言える。どう書いても、高校の先生、塾の講師の人に指摘されても「どこが間違いか」はっきり把握できないのである。

難しい言い回しが伝わる訳ではなく、凝った修辞文章が良い訳でもなく、きっちり想いを伝えることが出来る作文能力を身に付けることが重要だろう。

ただし、AO入試で求められるものは、明確である。「なぜその大学/学科を選択したか、その結果として何を目指すか」である。その意図を真っ直ぐに記載して採点者に訴えかけるのみである。

この表現力を付けるためには「良い文章を読む」こと、「自分の意見をまとめて書く」ことの訓練が効果的である。
posted by 灯台守 at 20:26| Comment(0) | TrackBack(0) | AO入試

2013年07月21日

星新一 未発表作品

なんと星新一さんの未発表作品が50編以上発見されたらしい。

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20130720-OYT1T00325.htm?from=ylist

出版されるという情報が非常にうれしい!!
posted by 灯台守 at 14:57| Comment(0) | TrackBack(0) | SF

2013年07月20日

AO入試の定員と合格数

AO入試の定員は、はっきりしない。目安は、募集定員の5%から10%だろう。かりに定員100名とすると10%であれば10人だろう。

さてAO入試は、一発試験ではなく何段階にも分けて実施されるケースもある。息子の場合もそれに該当した。2段階募集であり、1段階目で振り分け、2段階目で時間をかけた面接を実施した。

この2段階式の場合は、2段階に進むべく選抜された人のみ入学試験願書が送付される。かつ受験料も払い込みになる。

実は、この形式を取っている大学では2段階目に進み正式受験にまで進んだモノはほぼ合格といってよい。最終面接は意思の確認のようなもの。ただし、落ちないわけではないのでご注意を。

posted by 灯台守 at 19:33| Comment(0) | TrackBack(0) | AO入試