2013年05月11日

舟を編む

「舟を編む」は、三浦しをん原作の映画化、石井裕也監督作品。主演は松田龍平。脇を宮崎あおい、オダギリジョー、加藤剛が勤める。

馬締はその名のとおりまじめ一方の出版社営業。その言葉に対する熱意を汲み辞書編集部に異動する。その後の十数年間の物語。

松田龍平は上手い。お父さんのような溢れる情熱をたたきつけるような演技ではなく、「探偵はバーにいる」でみせたちょっと変わった形で迫ってきた。その不器用さが彼の本質かもしれないと思わせる演技に好感が持てた。また、加藤剛の演技も枯れた老齢の教授を淡々と演じていて、「美しく老いる」という事を見せてくれた。私の中ではいつまでたっても「大岡越前」だったけどねぇ。夫婦役の八千草薫も短い時間だが存在感を見せ付けた。

映画の中、馬締の下宿先のタケさんが言う「あんたは、若くして一生をささげてもよいと思える仕事を見つけたんだから、あとは真っ直ぐに行くだけだよ」というセリフに自らを省みた・・・

なお馬締の先輩であるオダギリジョー演じる西岡の彼女役の池脇千鶴が、別の意味でかなりよかった。
(^^;;;
posted by 灯台守 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画