2013年03月02日

おともだち 高野文子

おともだち 高野文子 綺譚社
1983年に綺譚社から出た。今は筑摩書房から出ていることを再確認。でも箱(かカバーか?)の色は変わっている。今も入手可であることを確認して安心する。まだまだマンガ読者は真の意味で生きている。

絶対安全剃刀で驚かしてくれた後に、これが来た。今から30年前である。中編/短編集だが、やはり特筆するべきは「春ノ波止場デウマレタ鳥ハ」だろう。戦争前夜の空気感や女学校のある種の疎外感、思春期の残酷性や自己憐憫、そしてこの時期にしか無い友情といったものを高い質で描き切っている作品といえる。

当時の高野文子の傑作というより、80年代前半に輝くマンガの一つだろう。

でも、今回取り上げたのは105円で買ったから。保存用はもちろんあるので、裁断して自炊。もったいないというか、どうか・・・微妙。
posted by 灯台守 at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ