2013年01月01日

2012年を振り返る その1

2012年は、新しい作家との出会いが大きかった。マーセデス・ラッキーとL.M.ビジョルドは昨年の収穫である。

マーセデス・ラッキーは、新年のBookOffで105円コーナーにあった「女神の誓い」に始まるヴァルデマール年代記は、そのコンセプトが時代と共に少しずつ変わって行くところや、「もとめ」という剣の存在、使者という設定も秀逸で、楽しめる。また、ヴァルデマール年代記と言うが、その世界観の構築が上手いとも言える。

一方のL.M.ビジョルドは「五神教」シリーズだろう。なんといっても「影の棲む城」は、構成・ストーリー・テーマ・伏線の張り方、結論の意外性、そして恋愛、どれをとってもよく出来ている。キャラクターもいい。「五神教」の三冊は、それぞれが別のよさを出しているファンタジーで、神の力がほとんど表に出てこないのも良いと思う理由の一つである。そういえば、鳥図明児の「虹神殿」を思い出した。
posted by 灯台守 at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) |