2012年12月09日

本の魔法 司修

本の魔法 司修 白水社

司修氏は、もちろん画家である。その絵を本の表紙に使用することも多々あるようで、装丁も引き受けることになるのだろう。この本は、装丁をキーワードにしたエッセイ集のようなものである。

本は、基本的には作家・著者のものであるので、装丁は絵のいう所の額だろう。装丁を画家さんが行う場合、絵と額の関係のように、ある種の緊張感や関係性を盛り込むのだろう。装丁と本の内容が溶け込み、世界を構築する。

司修氏が装丁した15冊。実際の本を読んでいなくても、その本が立ち上がって見せてくるものがある。それこそ、装丁の仕事なのだろう。
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