2012年09月10日

だれも猫には気づかない アン・マキャフリー

だれも猫には気づかない アン・マキャフリー 創元推理文庫
アン。マキャフリーの中篇ファンタジー。

優秀で頑固だが切れ者の摂政が惜しまれつつ、亡くなった。彼は自ら亡き後のことを慮って一匹の猫を遺した。猫は誰にも気がつかれないうちに、王を救うことが出来るのか?

良い人だが直情型で、戦の腕前は良いが、人を疑うことを知らぬ若い領主。隣国の成り上がりものの領主の訪問を受けるが、胡散臭いものを感じる。彼の二度目の后をもらった後、周りの人々が次々に亡くなっていた・・・猫のニフィは、そんな主人を如何にして救うのか?

ご都合主義といえば、そうかもしれない。でも、鮮やかに描かれる猫・ニフィ。猫好きはもちろん、そうでない人も魔法にかかること請け合いな一篇だろう。マキャフリーの魅力がわかる一冊になっている。
posted by 灯台守 at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー