2012年07月29日

ファンタジーを考える。

マーセデス・ラッキーやビジョルドのファンタジー(ヴァルデモールや五神教のそれ)を見ていると、魔法は添え物でしかない。ハリー・ポッターや和製ファンタジーの多くは、「魔法もの」と言ってもよいだろうが、それと対極のような感じではある。

エブリデイ・マジックのファンタジーの代表作は、「だれも知らない小さな国」だろう。普通の日々に別次元の事項が入り込んでくるが、元の生活に直接影響するわけではない。不思議な事象は存在するが、魔法やそれに類するものは起こらない。

「剣と魔法」がファンタジーの代表格であることは間違いない。しかし、「剣と魔法」だけでは良質のファンタジーとはならないようだ。ファンタジーにとって「魔法」は禁断の薬であり、多用すれば毒にもなる。杖を振るだけで、決着がつくのであれば何もいらない。努力も誠意も愛も。
posted by 灯台守 at 20:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー