2012年07月03日

マーフィーの法則 アーサー・ブロック

マーフィーの法則 アーサー・ブロック アスキー出版
マーフィーの法則とは、ジョセフ・マーフィーの「マーフィーの成功法則」と勘違いされることも多いが、後者は立派な自己啓発の本であり、いわゆる「マーフィーの法則」とは関係が無い。

「失敗する余地があれば、かならず失敗する」「トーストを落とすと、決まってバターを塗った面を下にして落ちる」等々の失敗法則のことを言う。

本書はオリジナルの改訂増補版である。

マーフィーとは空軍大佐であり、「何か間違う手順があれば、人はかならずそれを実行してしまう」と彼がいったことからそれを「マーフィーの法則と呼んだことから始まるらしい。

私のマーフィーの法則。
「ブログに詰まったときに限って、面白い本に出会えない。面白い本に出会ったときには、インターネットにアクセス出来ない」
posted by 灯台守 at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) |

2012年07月02日

大江戸釣客伝 夢枕獏

大江戸釣客伝 夢枕獏 講談社
江戸の元禄時代。芭蕉が徘徊を確立し、紀伊国屋文左衛門がパトロンとして文化の後押しをし、綱吉が生類憐みの令を出していた時代である。津軽采女こと津軽政兕(まさたけ)を中心に、俳人の宝井其角、画家の多賀朝湖(のちの英一蝶(はなぶさ いっちょう))らを登場させて華麗なる元禄時代を釣を中心にすえて描く。

上下巻の大作で、第39回(2011年) 泉鏡花文学賞受賞。

釣りの描写に関しては、さすが夢枕獏であり、手抜きは無い。そこには海原があって、船のゆれさえ感じられる。そんな描写は彼の十八番である。そして釣りを描きながら、人間を描く。それが夢枕獏である。夢も狂気も日常も非日常も淡々と描写があるのみ。だがその向こうに江戸が見え、人が見えてくる。

何が幸せで、何が不幸か解らない。釣りと言う道楽にはまった人々を描きつつ人間の喜怒哀楽を語る夢枕獏。彼も釣りと言う道楽にはまった作家に違いない。

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2012年07月01日

海馬/脳は疲れない 池谷裕二、糸井重里

海馬/脳は疲れない ほぼ日ブックス 池谷裕二、糸井重里 朝日出版社
池谷さんは、東京大学・大学院薬学系研究科・准教授。(出版当時は助手だったかも)コピーライターの糸井さんとのやり取りは「目からうろこ」のたとえどおり、常識/認識の更新が相次ぐ。

「脳は疲れない。」とか「30歳から脳の認識、思考方法が変わる」とか「休憩は取り方を工夫しないと効果が無い」とか。

参考になることがあったとは思うが、記憶からサラサラと流れていく・・・。これぞ脳の機能かも。
posted by 灯台守 at 19:51| Comment(0) | TrackBack(0) |