2012年04月07日

ももへの手紙

ももへの手紙
全国公開は、4月21日だが、広島・愛媛は先行ロードショウー。4月7日の今日から公開。

ももは、小学校六年生。夏休み前に父親を亡くし、母親と故郷・汐島に帰る。彼女は、けんかしたままで亡くなった父親の書きかけの手紙を持っている。「ももへ」とだけ書かれた手紙にお父さんは何を書きたかったのか?そうこうしている時、彼女の前に3匹の妖怪が現れる・・・

愛媛・今治としまなみ海道が舞台。大橋が完成する直前が舞台なので、今から10年以上前という設定かも。島の風景は懐かしく、夏休みの情景もなんだか昨日のように思い出せる。島々の風景、島の家並みや段々畑。瀬戸内の穏やかな夏休みが暮れていく情景は、ただただ心に沁みる。

おかあさんの声は優香。妖怪の一人は西田敏行。まったく気が付かなかったほど、溶け込んでいた。山寺さん等ベテランも交えて声優陣もなかなか。ストーリーも、予定調和といえばそうなるかもしれないが、お盆の流し舟に交えて語られる亡き父親との交流は涙を誘われる。

美しい島々を背景に父親に先立たれた母子のすれ違いとふたたび結びなおす絆をテーマにきっちり語ってくれる丁寧なアニメーションがうれしいと感じた映画だった。
posted by 灯台守 at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画