2012年02月02日

マロリオン物語 読了

長い長い、ベルガリアード物語&マロリオン物語も終了。風邪で熱があったのに止まらず最後まで読みきってしまった。記憶よりも最終巻の中盤で、決着がついてしまい、そのまま後日談になだれ込んでいたため。

エディングスは意識的に前作と同様な展開/構成を作ったらしく、登場人物に「同じ経緯をたどっている」と発言させている。途中から、「ああ、これはベルガリオン物語のあそこのあたり」という感じで復習できることがあって、なかなか面白い。でも、マンネリを防ぐにはもう少し手を入れないとダメみたい。

この2つの物語で大団円だが、サイドストーリーとして「ベルガラス」と「ホルガラ」の話が3巻構成で出ている。そのうち、この6冊も105円で購入して「自炊」するだろうなぁ・・・
posted by 灯台守 at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー

2012年02月01日

あらためて、リアリティを考える。

あらためて、リアリティとフィクションとの関連性を考えてみる。

私の好きなファンタジー。かなりのウエイトで嘘がある。虚構といった方がよい。しかし、ここにはリアリティが追求される。無制限の魔法が使えるファンタジーには、名作はない。その制約や制限というものがよく考えられていて、活用されているほど名作になる。

ピアズ・アンソニーのザンスシリーズは良い例だと思う。「一人がひとつの魔法」というアイデアで、次々に作品を発表している。そのシバリはうまい。今読んでいるエディングスのベルガリオンも「意思と言葉」というところから魔法の定義付けをしている。使うとバランスが崩れたり、騒音がするというところも面白い。音がするというアイデアは、万城目さんの「偉大なるしゅららぼん」でも使用された。

佐藤さとるさんのいう「ファンタジー」の定義に沿ったリアリティの追求がそこにはあると思う。

本項、つづく。
posted by 灯台守 at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) |