2012年01月04日

ビースト・テイル 坂田靖子

BEAST TALES (ビースト・テイル) 坂田靖子 潮出版社

最初に出た潮希望コミックス版は絶版。坂田靖子セレクション (第2巻) ビーストテイル 潮漫画文庫で現在も入手可能みたい。うん、550円は安い。

本作は、ざっくり言うと坂田靖子版グリム童話である。しかし、坂田さんが料理したグリムなので、そのまま出てくるわけがない。味付けは、もちろん坂田流であるので、「のほほん」がベースのマンガになっている。収録作は下記の通り。

・お妃と眠り姫
・ランペル・スティルツ・キン
・ジャックと大男
・ガラスのくつ
・カエルの王子
・ハンスルとグレトル
・猫だんな

原作とは、一線を画した話ばかり。私は「カエルの王子」が好き。童話作家の末吉暁子さんは、「お妃と眠り姫」、息子は「猫だんな」だという。坂田さん好きの方でも一作に絞れないこのラインナップはお見事といいたい。
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2012年01月03日

猫は秘密の場所にいる 波津彬子

猫は秘密の場所にいる 全三巻 波津彬子 小学館文庫
お正月に、いろいろ回っていたら、発見した本。文庫で短編集が三冊も出ていたとは知らなかった。波津彬子さんは、中国系イギリスを描いたら右に出るものはいない、マンガ家だと思っている私である。かなり狭い定義で申し訳ないが、その上にちょっとした怪異譚であればなお良い。

そういう点からすると、この短編集は、そのものズバリな当を得た上の、的を射た文庫セットであるといえる。

一読の価値がある文庫マンガとしてオススメしたい。波津彬子さんを知らないなら即、かって読むべし。(笑)
posted by 灯台守 at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ

2012年01月02日

古書店巡り

年末年始にかけて、古書店めぐりを遂行。息子とあわせて、かなりの量のマンガ/本を購入。
「名もなき毒」宮部みゆき・100円、「英雄の書」上・下 宮部みゆきあわせて850円が収穫。あとは遠藤淑子の何冊かと、久方ぶりに読みたくなった「動物のお医者さん」の持っていない巻を105円で購入。

息子は、「空手小公子 小日向海流」の21巻から38巻まで105円〜175円で購入。

某うんたらOFFは年始半額セールらしい。一気に購入欲が上がった。(^^;
posted by 灯台守 at 18:56| Comment(0) | TrackBack(0) | あれこれ

2012年01月01日

ファンタジーベスト2011

ファンタジーのベストは、やっぱり「帰命寺横丁の夏」だろう。柏葉幸子さんの本領発揮の一冊だった。いままでのファンタジーには無い落ちも良かったし、作中話の出来も良いし、挿絵の佐竹美保さんのイラストもぴか一という非常に良い和製ファンタジーだった。

海外で言うと「空の都の神々は」を上げておく。その本は、設定が非常に魅力的で、ある意味ミステリというか謎解き要素もありつつ、多量の伏線をきっちり纏め上げていたのはすばらしいと思った。三部作の続きが気になるところ。ハヤカワFTが健在であることも認識できてよかった・・と思った次第。
posted by 灯台守 at 18:47| Comment(0) | TrackBack(0) |