2012年01月25日

マロリオン物語 マーゴスの王/禁じられた呪文

マロリオン物語 マーゴスの王/禁じられた呪文

マロリオン物語も、そろそろ、旧版の4冊目が終りそう。物語は中盤にさしかかっている。やっぱり、エディングスの物語は、圧倒的に女性軍に魅力的なキャラクタが多い。男性軍は影が薄い。本来なら主人公のガリオンなどは、平凡の極みだし。
posted by 灯台守 at 21:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー

2012年01月24日

マロリオン物語突入。

ベルガリアードに続き、マロリオン物語に突入。自炊したのは旧版だったので、全10冊。一冊300ページ以上なので、ボリュームはばっちり。すでに「西方の守護者」と「熊神教徒の逆襲」は読了。

得てして、ファンタジーは予定調和に終始することが多いが、本書も例外ではない。その部分をどう払拭するか、作者の腕の見せ所。

この話としては、エディングスの特徴である登場人物同士のヨタ話が徐々に面白くなってくる。後期の作品の「ドラル国」ほどくどくはなく、なかなかよろしい。この調子であれば、今週中にはマロリオンも読了か?
posted by 灯台守 at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー

2012年01月23日

古書修復の愉しみ

古書修復の愉しみ アニー・トレメル・ウィルコックス 市川恵里・訳 白水社

欧米の、それも欧州での少し昔。本は個別の装丁を付して個人蔵書とするのが愛書家の習慣だったそうだ。文化といっても良い。標準的には、革装であり金箔なども使用される。そんな本を修復する専門家に入門した著者の回顧録である。内容は、当然のことながら製本の話、古書の修復の話で満載・・・かと思いきや、彼女が入門した著名な修復家のビル・アンソニーの仕事と彼との師匠・弟子の関係性の話の方が、メインで展開する。

いわゆる職人であるビルを尊敬し、彼の仕事を紹介する本著を読めば、彼女がいかに本を愛しているか、読むことのできる本を大切にしているか良くわかる。ビルは、オブジェと化した本をあまり好きではなかったことが書かれている。その精神は弟子である彼女にも受け継がれているのだろう。

もちろん、本書の中にあるさまざまな修復テクニックは、一般的にも役立つものが多数ある。「製本に使う道具は、他の目的に作られたものを使う。時には、自分で作る。」という記載には、目からうろこだった。

本を気軽に読むために自炊と称し、単行本を裁断する小生を彼らはどう感じるか、聞いてみたい。
posted by 灯台守 at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) |

2012年01月22日

ポケネコにゃんころりん 影だけのねこの秘密 山本悦子

ポケネコにゃんころりん 影だけのねこの秘密 山本悦子 フォア文庫

ポケネコシリーズもはや8巻目、児童書のシリーズとしては長いほうになってきた。

ポケネコのにゃんころりんは、不思議な生き物。ペットショップの「ノエル」でもらったユウのペットだが、いろんなもの幸福も不幸も招くちぃっちゃなネコである。
ごぞんじユウとあかね、カズの三人はとあるきっかけで、夏休みにあかねのおばあちゃんと一緒に広島へ行く事になる。そんな彼らにクマ先生は「よく勉強してくるんだぞ」と声をかける。そんな三人に何が起こるのか?ポケネコのにゃんころりんは何を招くのか?

今回は、舞台は広島。そこで彼らはにゃんころりんが招いた「影のネコ」を見る。そして「影のネコ」の生い立ちを知ることになる。いままで若干コミカルでちょっとシリアスなお話だったにゃんころりんが今回取り上げたのは、「平和」と「核」の問題。児童向けの話としては、かなり重い題材。でも、この時期に取り上げることこそ意味がある。今後の日本を背負う小学生にこそ、正面きって立ち向かう課題でもあるだろう。

この題材を選択した、山本さんに拍手。
posted by 灯台守 at 20:32| Comment(8) | TrackBack(0) | 児童文学

2012年01月21日

エディングスとベルガリアード考

エディングスの物語に何故こんなにひかれるのか、ちょっと考えてみた。

ベルガリアードとマロリオン、エレニア記とタムール記に、ストーリー上の仕掛けがあるかというと、あまり無い。ストーリーのドンデン返しみたいな意外性を期待してはいけない。まあ多少の仕掛けといえるものはあるにはある。ただし、そのストーリーの意外性を主軸にはしていないだろう。

他のファンタジーと違いが鮮明なのは、キャラクターの立ち具合いだといえる。特にエディングスの女性キャラクターは独特である。美しいのは当然。その上気が強く、頭の回転も速い。最強のツンデレといえるセ・ネドラを筆頭に、男どもを相手に立てるところは立てて、こき下ろすところはこき下ろす。子供のような男たちを手の上で転がしているのが彼女たちではある。

もう一つの特長は、さんざん神々が出没することである。これは、後年の作品であるドラル国戦記になると、出ずっぱりになるのだが・・・そうなると、ちょっと食傷するのだが。

でもベルガリアードやマロリオンは適度な露出度で、バランス感覚もよくておもしろい。エレニア記タムール記のアフラエルは、かなりよい神キャラクターだったりする。やんちゃすぎる気もするが。それはそれで、ユーモアたっぷりで、小生意気な女神キャラは他に見たことがなかった。

さて、今回ベルガリアードを読み返してみると、結構伏線が張ってあることに気がついた。初読の時には「都合主義だなぁ」と思うところもあったが、ちょっとしたセリフや、出来事の積み重ねでストーリーが構成されているのである。最終的なボスキャラとの戦いが、単なる戦いではなく、別の意味をふまえていることが、改めて確認できた。登場人物でいうとダーニクの役割は非常に重い位置付けであったことに気付かされた。

エディングスの初期四部作は出来がよく、非常に面白い。キャクターの会話が粋でストーリー外のやり取りも楽しい。そういう面から考えても、まあ、何度読んでも新たな発見があり一生の掘り出しもののファンタジーだと思う。
posted by 灯台守 at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー

2012年01月20日

ベルガリアード5 勝負の終わり

何回目かの通読を完了。結局1日1冊のペースで終了。「行き当たりばったり」なご都合主義だと思う無かれ。かなり綿密な構成のうちに描かれていることが読み返すと解る。メインキャラクターのガリオンとセ・ネドラ、ベルガラスとポルガラ、シルクとの関係は良く考えてあると思えることしきり。

ベルガリアード総括は明日展開予定で、本日はここまで。
posted by 灯台守 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー

2012年01月19日

ベルガリアード 最終巻へ

バンバン飛ばして読んでいるので、すでに最終巻突入。出張中の移動時間を、読書に費やす。これまた良いもの。

自炊した文庫本は、慣れれば読みやすい。SonyのReaderはタッチパネルでよいけど、その分映りこみがあるので、ちょっとした角度調整が面倒しい。
posted by 灯台守 at 20:27| Comment(0) | TrackBack(0) |